日本のポジションよし NYダウと日経平均どちらが割安 (2017.01.27)
続伸で始まり後場も確り。引け全面高になった。1ヵ月振りNYダウ最高値更新。初の2万ドル大台突破を好感している。トランプ政権の公約実現を見越したもので、
20日の就任式から製造業向け規制緩和、石油パイプライン建設、メキシコ国境の壁建設など大統領令に相次ぎ署名。売り方が買い戻しを迫られた。18年で2倍というが、2008年リーマンショック後の安値から3倍。そこで、09年3月安値6547ドルを底に黄金分割で上値を試算すると、2万1186ドル。25日の終値に対し1118ドル上鞘になった。英国のEU離脱が2年以上先で、米国の財政出動に伴う予算執行も早くて今年後半。息切れが予想されるだけに妥当な目安とみられる。東証がまとめた1月第3週(16~20日)の売買状況によると、外資が現物先物計3026億円売り越し。個人325億円買い越し、信託が576億円売り越し。25~26日商いを伴って切り返し、外資が再び買い越した模様だ。依然下値不安が後を断たず、ハネムーン100日に限り強気。トランプ政権元の木阿弥を空売りしても始まらない。29日、日銀がマイナス金利を発表して1年になるが、昨年7月10年債利回りが-0.297%を底に反転し半年。今後、英米に続き欧州も財政拡大となれば金利上昇。債券から株に基調転換している。折りから、2月に米国防長官日韓歴訪。米大統領、国務長官のほかキッシンジャー氏(93)の意向といわれ、2月10日ワシントンで日米首脳会談も調整中。20日スタートダッシュ、突っ走るトランプ氏に間違いない。中国やロシア、北朝鮮に対し、米国のプレゼンスが回復すると日本が最大の受益者。武力衝突を避けるため、経済措置に踏み切る公算が大きい。NYダウ2万ドルと日経平均1万9000円台を比較するとどちらが割安か。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)に訊くとわかる。■■■■■■■(****)もそうだ。451円カイが入ると場味が一変する。五輪、リニア、熊本地震の復興に米国の財政出動が刺激。スケールの大きいビジネスが見込まれる。ロイターによると、昨年の世界債務総額が対GDP325%に上昇。世界は不安の坂を登りつつある。世界中で債務しか増えない10年が経過した。誰しも株価上昇と金利低下を日常のものと勘違い。債務を拡大する政策がいつまで続くかしらないが、突然流動性危機を迎えてもおかしくない。債務で呼吸しているという。前日述べたように、日本は失われた20年を通じて本格的なデフレに備えた。おかげでいいポジションにつけている。
26日の日経平均344円高。大引け1万9402円。TOPIX1545(+23)。東証一部の出来高23億株、売買代金2兆7400億円。値上がり1599(値下がり309)。3月限が1万9460円(+2.04%)の引け。10年債利回り0.085%(+0.020%)。上海総合が3159(+0.31%)で引けた。マザーズ指数の引け997.73(+0.47%)。戻り高値を更新した。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、三谷産業(8285)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、
■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■(****)は並み外れた器。稀勢の里に遅れを取った。(了凡)