再び円安株高に戻る 20日から悔いのない100日に (2017.01.18)
続落で始まり下げ渋り。後場見送られ全面安になった。15日NY休場に対し、16日英国FTSE100が過去最高14連騰で反落。メイ首相のEU離脱強硬策を嫌気したもので、英ポンド3ヵ月振りの安値。
ダボス会議最終日にあたる20日、米新大統領就任式もトランプ発言に警戒が広がりポジション調整売りが出た。東証一部全33業種安い。値上がり149(値下がり1799)に過ぎない。日経平均が昨年12月8日以来1ヵ月振り安値をつけ、TOPIXも前年の引けを下回った。昨年11月9日、米大統領選を受けて日経平均一時1060円安。同6月24日英国EU離脱の1525円安に匹敵するもので、翌日1000円棒下ヒゲに持ち上げた経緯を思い出した。試しに、発会の引け1万9594円から1060円引くと1万8534円。残り279円が値幅整理の目安だ。一方、2月13日発表されるOPEC月報で昨年11月30日減産合意の実体がわかる。当時NY原油2月物53ドルにひきかえ、2025年12月物さえ57ドル。グローバリゼーションや自由貿易にブレーキがかかり、市場が「トランプ時代」に待ったをかけた。約2ヵ月株高、原油高、中国の経済減速懸念後退を好感した反動。以前述べた11月1~9日の押し1362円を加味すると、1万8232円が修正後の目安。戦略銘柄の■■■■■(****)、■■■■(****)。軸足の■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)。さらに、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など値が需要を呼ぶ場面。好押し目とみられる。受け売りだが、とんでもない場面に遭遇した時の選択肢。あまり深刻になるな。そろそろ準備を始めた方がいい。そんなに難しいことじゃない。引き出しを増やしておけという。■■■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■(****)など値嵩の引き出しもあっていい。率直なところ、日本の財政が二進も三進もいかなくなくなるのが2020年代半ばから。団塊の世代がさらに高齢化。医療や介護費用も急増するためだ。日本のほか欧米や中露も共通しており、緊縮財政で乗り切れないのも事実。そこで、バブルをつくりフルイにかけるといわれる。米国主導で日本が本命の模様。昨年9月30日、日銀の異次元緩和がマイナス金利導入で行き詰まり政策転換。イールドカーブ・コントロールを持ち出し緩和を続行。FRBの利上げにかかわらず日米金利差拡大。再び円安株高に戻るはずだ。みずほFG(8411)も隅に置けない。
17日の日経平均281円安。大引け1万8813円。TOPIX1509(-21)。東証一部の出来高17億1000万株、売買代金2兆円。3月限が1万8730円(-1.73%)の引け。10年債利回り0.050%変わらず。上海総合が3108(+0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け965.16(-0.71%)。三角もち合いが予想される。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。健闘の部類だ。試算によると、日経平均の理論株価1万8153円といわれ、修正後の目安1万8232円に見合っている。倍返し2万5000円を視野にハネムーン100日。東京五輪の3年3ヵ月前に高値をつけると述べた。20日から悔いのない100日にしたいものだ。(了凡)