CNFの需要ケタ外れ 正味半年か1年で大幅な水準訂正 (2017.01.12)
主力中心に確り。日経平均一時101円高。お膳立てが整った。日本時間12日午前1時トランプ氏会見を巡るもので、1ドル116円台の円安に振れ、鉄鋼、非鉄、金融などトランプ銘柄が反発。週末オプションSQを控え買い戻しも入った。
東証一部の値上がり1039(値下がり816)。ひとまず発表売りの構えだ。昨年来、米大統領選を通して大半政策が伝えられ、自らツィッターでも具体的に指摘。直近■■■(****)が槍玉に挙がり織り込み済みだ。むしろ、20日就任式、月末一般教書、来月末の予算教書に持ち越し。売ると上がり買うと下がる場面。11日、GEが次世代航空機エンジンの基幹部品に炭化ケイ素(SiC)を採用するといわれ、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)が賑わった。下旬から10~12月期決算発表と並び材料株の個別物色が予想される。昨年12月17日、リニア着工をきっかけにCNF(セルロースナノファイバー)による岩盤固結剤を見直し、■■■■■■(****)を送り出したのと軌を一にしている。2014年1月24日、120億円投入し四日市工場建設を発表した翌日、1億2890万株(発行済5342万株)の大商いで急騰。たった1日で6年分の出来高に相当し「レオクリスタ」(CNFによる新材料)を歓迎した経緯を思い出した。■■■■(****)、■■■■(****)も虎視眈々。2027年品川~名古屋開業に向けて量産化。そろって大化けが見込まれる。前日トランプ政権最大の受益者が日本で、山本五十六の真珠湾攻撃を引き合いに半年か1年の効果と述べた。FRBやECB、果ては日銀の異次元緩和に通じるもので、2年、3年となれば全く確信を持てないのも自明。その点、GEの新エンジン部品、スーパーゼネコン向け岩盤固結剤よし。需要増が確実でケタ外れだけに有望。同会見が織り込み済みで一段安なら買い下がりだ。米国の新幹線建設にも貢献しそうで夢がある。正味半年か1年で大幅な水準訂正が予想される。受け売りだが、1月4日まで1週間で世界の債券ファンドに7300億円流入し3ヵ月で最大。半面、株式ファンドにも6300億円流入し、グレートローテーション(大転換)が一服しているという。10日、NYダウ66ドル安が原油先物安によるもので、ハイテクの多いナスダックが6連騰し最高値を更新。目先にこだわらず個別に流れをとらえるところだ。
11日の日経平均63円高。大引け1万9364円。TOPIX1550(+8)。東証一部の出来高19億4400万株、売買代金2兆1800億円。3月限が1万9350円(+0.20%)の引け。10年債利回り0.055%変わらず。上海総合が3136(-0.79)で引けた。マザーズ指数の引け975.39(-1.16%)。上げ一服になった。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)、■■■(****)反転待ちだ。(了凡)