ダウに追随2万円回復 織り込み済みでも年末年始急騰 (2016.12.15)
クライマックス入り。大半織り込み小動き。ポジション調整しきりだ。15日、いち早く東京市場に米利上げ判明が伝えられ消化吸収に備えるもの。
前日2万ドルにあと46ドルまで迫ったNYダウ、ナスダック、S&P7連騰にひきかえ小幅高。出来高、売買代金も一服し模様眺め。確りしている。ダークホース■■■■■(****)が1251円(-0.32%)なら、全体の目安■■■■(****)も756円(+1.76%)で引けびくともしない。今週織り込み済みでも年末年始急騰。ダウ2万ドル、日経平均も2万円大台乗せが見込まれる。売り方の踏みによるもので、しびれを切らした個人が高値つかみ。フルイにかかる公算が大きい。1日に触れたダウ2万1000ドル説が手掛かり。11月9日を境にゴールドマンの作戦が的中。株高のほか長期金利、ドル高も連動し世界の耳目を集めた。期待先行に違いないが、各種統計やイベント、ファンダメンタルズなど通じて仮説が検証され軌道修正。来年1月米大統領就任式からハネムーン100日(4月)までグレート・ローテーション初動と述べた。ロンドン9日ロイターによると、来年世界の成長2.7%。今年見込まれる2.5%を上回るというのがシティの見通し。OECDはトランプ政権丸飲みで来年3.3%、今年2.9%に引き上げた。しかし、急激な株高が長期金利とドル高に跳ね返り、行き過ぎると共倒れ。第一、市場がもたなくなる。トランプ政権に対し期待が失望に変わるわけで、今回期待が大きいだけに覚悟の上。世界的なマイナス金利で運用難に追い込まれ、リストラを迫られたファンドの連中がつくった相場ともいわれる。ヒラリー落選を受けてロックフェラーも誤算。来年1年ダボス会議を境に世界のパワーバランスが変わるという。13日名古屋市内で中日新聞主宰の懇話会があり、BNPパリバ証券の河野チーフエコノミストが語った。ポピュリズムが世界的に広がり、トランプ氏のように出来もしないことを約束し歓迎されるが、実際に成果が出ないため失望を引き起こす。予想される米国の経済政策に対し1年半から2年が賞味期限。ドル高が米景気の後退要因になり、2018年転機を迎え19年不況入り。日本の場合、1ドル120円が事実上限界。物価上昇に伴い消費がさらに冷え込むという。現在115円で120円まで4.3%株高の余地。少なくてもダウに追随し2万円大台回復が見込まれる。
14日の日経平均3円高。大引け1万9253円。TOPIX1538(-1)。東証一部の出来高20億4500万株、売買代金2兆5400億円。3月限が1万9180円(-0.10%)の引け。10年債利回り0.075%(+0.005%)。上海総合が3140(-0.46%)で引けた。マザーズ指数の引け932.68(-0.91%)。いい形になった。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■(****)が好押し目。以前大化けした■■■■■■(****)の印象。■■■■(****)を加味すると割安だ。■■■■■■(****)371円、■■■■■■■(****)272円引け。何も心配ない。(了凡)