織り込んだ調整入り グレート・ローテーション半ば (2016.12.13)
週明け続伸。日経平均一時284円高。後場伸び悩んだ。東証一部の25日平均騰落レシオ151.97%と高水準。2014年6月25日以来2年半振りという。
金融や輸出関連、オールドエコノミーなど先駆した主力に利食い売り。2、3番手が買われ、JQ平均反発。マザーズ指数も一時2%超跳ね上がった。米国の主要3指数が5日連続最高値を更新する一方、日経平均・TOPIXともに戻り高値をつけ胸突き八丁。14日に日銀短観、15日FOMCで米利上げが判明し、先行した期待と現実のギャップ解消。NYダウ、日経平均も調整入りとの見方が多い。日経平均の日足によると、週明け三空となり長い上ヒゲを出して陰線。間際まで織り込んでいる。それでも、商いを伴い5連騰。昨年12月17日以来の水準。15日気味につられて売ると、さらに担がれる公算もある。目一杯といわれる1ドル115円にしても、再三述べた円と債券の買い持ちポジション解消によるもの。極端な乖離を生み円安に振れているが、1985年のプラザ合意や昨年6月の120円に次ぐ関門。ポジション巻き戻しが一巡すると峠。15日前場材料出尽くしで急落しても、買い戻しが入り高値を更新すると11月10日(日経平均1092円高)の二の舞。売ると上がり買うと下がる相場が予想される。1ヵ月以上続くトランプラリー。グレート・ローテーション(債券から株に大転換)半ばで引っ込みがつかなくなった。予想される急落、高値更新を念頭に1月20日米新大統領就任式。同月末一般教書、2月末予算教書。100日ハネムーンを勘案し4月まで持つかどうか。委細構わずつき合うつもりだ。来年、申酉(さるとり)騒ぐの後半。1949年取引所再開後、酉が通年で日経平均14.4%高(第5位)の実績を持ち、申の9.9%高をしのぐだけに面白い。何より、トランプ氏の政策に予算がつくのは来年10月から。イタリアの銀行3位モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの増資も難航している。ダークホースの■■■■■(****)1300円、全体の目安■■■■(****)も760円をつけ踊り場。日本株は利回りで買えるものが手に余り中長期ポジション有効。指数取引に振り回されず現沈の構え。12日述べたように、患者のゲノムを解析しAIで最適な治療法を選ぶシステムに■■■■■■■(****)が名乗り。15日、サンタがやってくることも考えられる。同日、プーチン来日が重なりてんやわんやだ。
12日の日経平均158円高。大引け1万9155円。TOPIX1531(+6)。東証一部の出来高29億5500万株、売買代金3兆3100億円。3月限が1万9190円(+1.05%)の引け。10年債利回り0.080%(+0.030%)。上海総合が3152(-2.47%)で引けた。マザーズ指数の引け922.04(+1.89%)。持ち直した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など二、三番手ばかり。循環買いになった。■■■■■(****)、■■■■■■(****)が分身に見える。■■■■■(****)よし。■■■(****)が大相場の走り。3Dプリンターで化ける。(了凡)