ダウ2万ドル射程圏 オールドエコノミーにAI台頭 (2016.12.12)
前週末大商い。日経平均一時1万9000円を回復。寄りあと、メジャーSQ値1万8867円を上回りじり高になった。米国の主要3指数が4日連続最高値を更新。1ドル115円台の円安も手掛かり。週明けクライマックスにさしかかる。
14日の日銀短観、15日米利上げ判明とプーチン来日が焦点。これまで再三織り込み材料出尽くしだが、6月安値1万4952円の売り方期日が22日に迫り、米大統領選前まで積み上がっていた円と債券の買い持ち解消が見込まれる。すでに自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円、倍返し1万8640円も突破。NYダウ2万ドルが射程圏に入った。サハリンのパイプラインを見越した■■■■■(****)1300円、全体の流れを左右する■■■■(****)760円が目安と述べた。ひと思いに利食いよし。中国でも石炭、土木建築、鉄鋼などオールドエコノミーが上海総合を押し上げインフレ期待。10年債利回りが1年振り3.1%に上昇した。中国が連動していることも事実で誰にも止められない。9日入手したのが、ウォール・ストリート・ジャーナル電子版。数店舗でAI実験していたアマゾンが全米2000の食料品店舗をオープンする見込み。完全自動でレジのないAI店舗。現在シアトルの本社で社員向けにテスト。30坪の小型店や150、500坪の大型店も対象という。合理化により平均5%商品が安く、本もAI装備のリアル書店を400出す計画。日本では■■■■■■■■(****)がシステム開発に600億円投入したといわれ打診買い。昨年8月の上場来高値5998円に挑戦。倍返し7945円が見える。メガドラッグや食品スーパーなど追随するとみられ、AI台頭なしに経済が回らない。数年先、AIやロボット、IoTで産業革命に拍車。オールドエコノミーも大きな影響が出る。受け売りだが、Xマスを前に米国で注目されるアマゾンの倉庫用ロボット。棚を移動するため商品の選別、梱包、出荷まで時間が4分の1になったという。9日付日経夕刊によると、AI研究米中2強。日本勢の出遅れ目立つとトップ扱い。事実そうで、公益財団法人のがん研究会が10月6日、患者のゲノムを解析しAIで最適な治療法を選ぶシステム開発拠点を設立したばかり。米シカゴ大の中村祐輔教授を特別顧問に招いた。■■■■■■■(****)は270円引け。■■■■■■■■(****)が切り返した矢先、15日の研究開発説明会でAIの進展がわかると人気化。国は理化学研究所を拠点にAIを使った創薬開発プロジェクトを後押しする構え。お鉢が回ってくる。
9日の日経平均230円高。大引け1万8996円。TOPIX1525(+12)。東証一部の出来高31億3100万株、売買代金3兆9200億円。3月期が1万8990円(+1.38%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.015%)。上海総合が3232(+0.54%)で引けた。マザーズ指数の引け904.95(+1.85%)。やれやれだ。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。9日、ダウ1万9756ドルにたまげた。(了凡)