証券ビュー

アンコール伊勢町

来週クライマックス 旧ソ連同様米国も11月9日旗揚げ (2016.12.09)

棚ぼたの続伸。日経平均高値引け。活気に包まれた。前日NYダウ297ドル高を好感。1ドル113円台の円高にめげず利食いを吸収。米国と同様引け盛り上がった。
中国の貿易統計(11月)が予想以上で、前日トランプ氏に派手なパフォーマンスをぶち上げた■■■■■■(****)が一時7%超の値上がり。日経平均を47円持ち上げた。福島原発の損害賠償や除染費用など政府支援が9兆円から14兆円に拡大し■■■■(****)がS高。半値戻し640円まで視野に入った。トランプ氏が薬価引き下げの意向とあって薬品株が売られた程度。引けあと、外資が日本株を現物先物計6171億円買い越し(11月第5週)とわかり合点した。個人2433億円、信託も1998億円売り越し半信半疑。外資は10月1兆6422億円、11月も2兆5797億円買い越しトランプラリーをリードしている。米国の雇用統計が改善する中で大幅減税、規制緩和、インフラ投資など後押し。OPEC減産合意で原油先物の反転も手掛かりになった。ロンドン7日ロイターによると、35年続いた債券の強気相場が終わりインフレ復活。金融緩和が限界に達し財政主役という。この上、債券利回りと先進国の株、ドルが上昇する一方、新興国の通貨や株、債券が米国の長期金利上昇に押し切られ、苦戦というのが一般的な来年の見通し。「トランプをてなずけた」といわれるゴールドマン。日本株に対しリフレ、防衛、M&AをテーマにTOPIX1600ポイントが目安という。過去60年、5回の酉年を振り返ると、日経平均4勝1敗。1969年(+37.56%)と2005年(+40.24%)が目覚ましく、末尾に7のつく1987年ブラックマンデー、97年アジア通貨危機、07年パリバショック(翌年リーマンショック)に次ぐ10年目のジンクスも引っかかる。1989年11月9日ベルリンの壁崩壊をきっかけに旧ソ連が崩壊し、2016年の同じ日にトランプ政権が事実上旗揚げ。米国も二の舞という説がある。2001年9月11日の同時多発テロと縁がありそうで興味深い。日本はひたすら適応あるのみ。安心、安全を確保し無事でいることに尽きる。ダークホースの■■■■■(****)1300円、全体の目安■■■■(****)も760円目前になった。前日述べた11月9日の日経平均1万6111円(1060円安)、2020年東京五輪の3年3ヵ月前の符丁も伏線。来週イベント続きで上下大揺れとみられる。
 8日の日経平均268円高。大引け1万8765円。TOPIX1512(+22)。東証一部の出来高28億1800万株、売買代金3兆3900億円。12月限が1万8790円(+1.56%)の引け。10年債利回り0.050%(+0.020%)。上海総合が3215(-0.21%)で引けた。マザーズ指数の引け888.55(-1.04%)。反転待ちだ。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。いよいよクライマックスだ。(了凡)