個人やれやれの売り 外資が日本株買い越し来年の本命 (2016.12.07)
3日振りに反発。日経平均一時210円高。次第に伸び悩んだ。イタリア国民投票後も欧米の市場が確りしているためで、先駆した金融や輸出関連中心に主力の買い戻しが目立つ。
一巡後円高に振れ、中小型の出遅れが循環買いに賑わった。26、27日首相がハワイを訪問し、米大統領と真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する旨伝えられる一方、辞任を表明したイタリアの首相に大統領が2017年度予算成立まで延期を要請。ともに好感している。東証一部の値上がり1241(値下がり631)にのぼった。理想買いに違いないが、金利上昇とドル高を通じてブレーキがかかっていることも事実。一例がゴールドマンの株価。5日228ドルで引け、20年前の12月5日「根拠なき熱狂」(元FRB議長グリーンスパン)でつけた史上最高値250ドルが視野に入ったという。米大統領選の11月8日からNYダウ833ドル上昇。30種平均のうちJPモルガン・チェースとゴールドマン2銘柄で4割超持ち上げ胸突き八丁。外資がグレート・ローテーション(大転換)に乗り気で日本株を買い越し。個人が売り越しているという。野村証券によると、外資が10月4717億円、11月第3週まで8264億円買い越しに対し個人は5ヵ月連続で売り越し。大半やれやれの売りで、10月第4週20.3%だった市場シェアが11月第1週19.1%、第2、3週20.0%に後退。依然受け身で慎重な対応に終始している。試算によると、10月末から11月28日まで世界の時価総額0.7%増。米国に資金が集中し割高になった。このため、来年の本命が割安な日本。これまで前哨戦、助走にもまれ出鼻を売った個人が目をむきそうだ。6日往って来いの■■■■■■■(****)然り。■■■■■(****)から★-588410第Ⅲ相治験進捗に伴うマイルストーン(行程の節目)受領が伝えられカイ気配。売ると上がり買うと下がり271円十字引け。11月陽線、12月陰線といわれ、15日新会場で14~15時30分研究開発説明会が焦点。プーチン来日と重なるものの人気化の公算が大きい。ギリアドのC型肝炎や小野薬品(4528)のオプジーボをしのぐ可能性がある。
6日の日経平均85円高。大引け1万8360円。TOPIX1477(+10)。東証一部の出来高23億9100万株、売買代金2兆6900億円。12月限が1万8400円(+0.76%)の引け。10年債利回り0.050%(+0.025%)。上海総合が3199(-0.16%)で引けた。マザーズ指数の引け898.94(-0.42%)。反転が近い。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など関係分。意外に多い。中長期のものばかり。やれやれで売る必要ない。■■■■■(****)が141円引け。43円をつけ玉漁り。35万2000株出来ている。筆頭株主の■■■■■(****)が新工場に着手。大相場も考えられる。(了凡)