神風が吹いた円安株高 東京五輪の3年3ヵ月前が符丁 (2016.12.02)
マドを空けて急騰。日経平均一時440円高。後場伸び悩んだ。前日土壇場でOPEC総会減産合意、1ドル114円台半ばの円安によるもの。円と債券買い持ちポジション解消が主因とみられる。
原油のほか金融、輸出関連など幅広く買われ前引けピーク。後場、先物売りに腰砕けとなった。前日、NYダウ1ドル高。エネルギーと金融で85ドル持ち上げながら引け甘い。ナスダック、S&Pも反落した。トランプ政権の財務長官が判明し、事実上国務長官人事を残すのみ。NY原油先物が49.44ドル(+9.3%)で引け米10年債利回りを2.41%まで押し上げたほか、予想を上回るADP全米雇用報告で来年FRBの利上げペースが早まるという。12月の米利上げを100%以上織り込んでいるわけで、2日米雇用統計や4日イタリア国民投票、オーストリアのやり直し大統領選など飛び越した印象。日本にとって神風が吹いた円安株高に異論ない。日銀は国債購入を減らしたいという。債券バブルが株に寝返るもので、日米挙げて最後のバブルとも伝えられる。1日、日経平均がザラバで倍返し1万8640円を突破。大引けなら本格的な買い戻し。意外な高値も考えられる。面白い情報に出くわした。前日述べたトランプ政権の初動に関するもので、1月20日就任後100日ハネムーン相場とすれば4月。2020年東京五輪の3年3ヵ月前。1964年の同五輪も3年3ヵ月前で重なるという。当時、7月18日に日経平均が史上最高値1829円をつけ、その後4年下げ相場。さらに4年下げ、同じく7月18日1020円で大底を打った。疑似体験が予想される。中間反騰を実現し、1ドル125円、NYダウ2万ドルに気遅れしない。来年5月まで需給がいいだけに、日米最後のバブルにおつき合い願いたい。トランプ政権1年目が税制改革、インフラ投資といわれ、財政赤字拡大に伴い長期金利上昇がつきもの。数年後5%程度といわれ、オールドエコノミーが息を吹き返す。AI、ロボット、IoTの時代に復活するわけで厚化粧が玉に瑕(きず)。これまで■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)。さらに、■■■■■(****)がダークホース。■■■■(****)は全体の目安。総論なら満更でもない。各論が問題である。■■■(****)が目を醒ますとオーラを取り戻す見込み。東京五輪の「3年3ヵ月前」が符丁になった。
12月1日の日経平均204円高。大引け1万8513円。TOPIX1483(+13)。東証一部の出来高28億2100万株、売買代金3兆2900億円。12月限が1万8400円(+0.10%)の引け。10年債利回り0.020%(+0.005%)。上海総合が3273(+0.72%)で引けた。マザーズ指数の引け919.98(-0.27%)。小動きにとどまった。値上がり率ランキングによると、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)と■■■■■■(****)もうはまだなり。■■■■■■(****)はドル高に引っ張られている。(了凡)