証券ビュー

アンコール伊勢町

倍返し1万8640円 さらに待機資金流入と巻き戻し (2016.11.17)

主力中心に反発。日経平均一時218円高。TOPIXが9ヵ月振りに高値で引けた。トランプショックを見越した円買いポジションの巻き戻しが主因。米大統領選の11月8日当時、シカゴ先物の円買いポジション差し引き3万1956枚。
翌日から急ピッチな円安に振れ解消を見送っている模様。円ドルチャートによると、5月の1ドル111円台までフシがなく、17日FRB議長の上下院議会証言次第で安値更新。解消に追い込まれる見込み。1円で日経平均200円といわれ、ゆうに400円上値余地がある。探ってみると、共和党が大統領と上下院を制し政策実現性が高まった。行き過ぎた金融緩和の限界に規制緩和、財投など流動性の罠(わな)突破の糸口が出来たことも大きい。債券売りの株買いが理に叶(かな)っているという。16日現在、米利上げの確率90%に上がり、月末OPEC総会、12月4日イタリア国民投票が新たな手掛かり。OPEC減産が見送られると原油先物急落。イタリアの反体制派「五つ星」が現政権を破ると来年総選挙。トランプ旋風が拡散し米利上げ見送りも考えられる。そこで、10月28日の日経平均1万7446円を高値に11月9日トランプショックを受けた安値1万6251円の倍返しを計算すると1万8640円。しばしば述べた中間反騰の目安1万8425円に近い。これを戻りめどに決めた。一部を残しポジション解消売り。さらに、待機資金流入と円買いポジションの巻き戻しが見込まれるためだ。14日米国の10年債利回りが昨年12月以来2.30%に達し、米大統領選から僅か1週間で余りに急ピッチ。日本の10年債利回りもプラス圏に浮上している。このため、12月に米利上げの有無が判明すると材料出尽くし。新年の準備に追われるそうだ。俗に、トランプリスクといわれるもの。自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円、さらにNYダウ2万ドルをピークに往って来い。日経平均の場合、11月9日の安値1万6251円割れ。1ドル101円割れ然り。来年週足、月足でも1000円超の長大ヒゲを切ってくる。日本は8日JR博多駅前の道路陥没を1週間で復旧にこぎつけたが、英国で昨年起きたマンチェスターの道路復旧に10ヵ月。トランプ旋風の米国でも、NYダウを押し上げたオールドエコノミーが■■■■(****)に及ばず。プーチン来日が今年のトリとみられる。
 16日の日経平均194円高。大引け1万7862円。TOPIX1421(+18)。東証一部の出来高27億2600万株。売買代金2兆8500億円。12月限が1万7880円(+1.30%)の引け。夜間取引で930円をつけている。10年債利回り0.025%(+0.025%)。上海総合が3205(-0.06%)で引けた。マザーズ指数の引け907.15(+2.36%)。戻りを試す場面を迎えた。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。引き続き■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)の水準訂正有力。■■■■■(****)、■■■■■■(****)も挨拶にやってくる。(了凡)