9日売買交錯し大商い 12月15日のロシアカードに含蓄 (2016.11.08)
週明け急反発。買い戻し一巡後模様眺め。1ドル104円台の円安を受け引けも締まった。寄り前FBIがヒラリー候補に訴追求めずと伝えられ、トランプショック事前に解消。
再燃したメール問題を7月の結論に変更なく捜査終了という。このため、日本時間9日午前中判明する米大統領選に初の女性大統領(45代)当確。織り込み済みで伸び悩んだ。最高裁や上下院選で共和党と激しい対立が予想され、就任早々ハネムーンも儘ならないためだ。一方、10月第4週も外資が先物と現物計1863億円買い越し。喜んでいたら、月間1兆6000億円のうち先物1兆1743億円に対し現物4717億円と物足りない。7割超先物で11月米大統領選、12月米利上げを加味したヘッジと考えられる。6月の英国EU離脱と同様、日本の市場が先進国で一番早く結果を反映するため、9日午前中売買交錯し大商いが見込まれる。4日発表された米雇用統計によると、10月16万1000人増を手掛かりに利上げを後押し。12月さらに円安とみられ、日本株の水準訂正につながる。一般的に日経平均の7月高値1万7613円、TOPIX1412 ポイントが上値の目安。しかし、10月暴落説の裏目が出て買い方の4月高値(1万7572円)期日を通過。逆に、12月売り方の6月安値(1万4952円)期日を迎える。需給好転から意外な高値と述べた。紆余曲折のうちに自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円が実現する見通し。捨てる神あれば拾う神あり。プーチン来日が今年のクライマックスに変わりない。それも、中国が強引な公共投資で世界の景気を支えているのが現状。4日NY原油先物が一時43ドル57セントをつけ冷や汗ものだ。よって、イベント一巡後調整入り。踏み次第で反動も大きい。悲観にあらず、楽観も禁物だ。米大統領選11月8日から来年1月20日まで引継期間が該当する。12月15日の日ロ首脳会談が真ん中にあたり、安倍首相の経済協力プラン8項目に対しプーチン大統領の優先プロジェクト30が新たな材料。懸案の2島返還を焦る必要ない。パイプライン外交が時代遅れでも、中国や米国に対しロシアカードになればそれなりに含蓄がある。■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■■(****)が動くと■■■■■(****)も出番。ひところ、コベルコで持ち切りだった。■■■■■(****)が131円引け。腑に落ちず12月配当取り。1株当たり連結純資産225円。■■■(****)のように水準訂正が見込まれる。
7日の日経平均271円高。大引け1万7177円。TOPIX1362(+15)。東証一部の出来高17億6100万株、売買代金1兆9700億円。12月限が1万7230円(+2.01%)の引け。10年債利回り-0.055%(+0.010%)。上海総合が3133(+0.26%)で引けた。マザーズ指数の引け880.29(+0.92%)。反転のきっかけをつかんだ。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)が335円引け。出損なったものの妙味大。年度末配当取りで買い下がりだ。11月リニア南アルプストンネル着工が口火になった。(了凡)