3週買い越し先回り 日米連動しアベノミクス路線続行 (2016.10.26)
米株高と円安を好感し堅調。半年振り日経平均1万7300円台回復。引け締まった。10月1、2週に続き3週も外資買い越しとみられ先回り。
7~9月期決算発表を手掛かりに、上振れした■■■■(****)のほか下振れが伝えられる■■■(****)や■■■■(****)など確り。■■■■(****)の初値3100円(売出し2600円)も上出来だ。米国で好決算を発表したハイテクが買われNYダウ反発。日米連動している。25日、自民党が総裁任期3期9年を固めた模様でアベノミクス路線続行。日銀のイールドカーブ(利回り曲線)も追認される見込みだ。米大統領選間際、フィリピンが中国に接近し、米ネバタ州大手メディアがトランプ支持を打ち出すなど牽制よし。米国は12月13~14日のFOMCで0.25%利上げの詰めに入った。24日、シカゴ連銀総裁が「来年末まで3回利上げ」と述べる一方、「2%を上回るインフレ」を強調したのが印象的。米国リフレ派と日銀の政策が一致するもので、今年3度目の先高感に手ごたえ。12月15日のプーチン来日までいくとわかる。この相場、自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円が目安。リバウンドと考えられる。9月9日NYダウ394ドル安が玉に瑕(きず)。11月の米大統領選まで持ちこたえても、12月FOMCでつかまると述べた。指数取引の限界に迫るもので、10月に入り嵐の前の静けさ。それも2週連続外資買い越しとわかりブラックスワン説後退。円高株安ポジションの巻き戻しが始まった。10月14日現在、信用買い残2兆1832億円、貸借倍率2.96、信用評価損12.09%。さらに、裁定買い残7571億円と取るに足りない水準。前引け145%を超えた騰落レシオ(東証一部25日平均)を見て過熱というが、10月からじわじわ上げ始めたばかり。9月に横溢した10月暴落説が裏目に出た。このため、4月22日の日経平均1万7572円、出来高30億株をこなすと買い方ペース。6月24日英国EU離脱を巡る1万4952円(1286円安)、出来高36億株の売り方期日が視野。年末に向け意外高も考えられる。■■■■■(****)と■■■■(****)の動きが前触れ。7~9月期決算発表を通じて米大統領選後を占う鍵になる。プーチンより前に25日フィリピン大統領が来日し、日本が官民挙げて迎えたという。中国はあれほど領土を持ちながら、南シナ海に「万里の長城」をつくる由。同盟国がいないため、近隣国の囲い込みに必死だ。やり過ぎると旧ソ連崩壊の二の舞。ロシアが注目される所以だ。
25日の日経平均130円高。大引け1万7365円。TOPIX1377(+9)。東証一部の出来高17億6200万株、売買代金2兆1100億円。12月限が1万7380円(+0.75%)の引け。10年債利回り-0.065%(-0.005%)。上海総合が3131(+0.12%)で引けた。マザーズ指数の引け936.43(-1.39%)。4日連続安になった。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■(****)と■■■■■■(****)が軸足に変わりない。■■■■■■(****)は面白い。31日どちらに放れても自在だ。(了凡)