証券ビュー

アンコール伊勢町

9日目安に反転の初動 2016、17年申酉騒ぎ戌笑う   (2016.09.05)

前週末まちまち。ポジション調整売りを吸収。週明け期待をつないだ。前日、NY原油先物が続落。8月の米ISM製造業景気指数、同新車販売の下振れも伝えられ逆風。一時104円台の円安が103円台前半になった。むしろ、米雇用統計発表前に打ち水の印象。8月29日の日経平均326円高から5日数え上々の折り返し。変化日の9日SQに向けて反転の初動がわかる。まる5日薄商いが続き、第2週売買代金2兆円、2兆5000億円レベルになるとまともな水準。同統計速報値が過去10年で7回上方修正された経緯から、日経平均も先物に続き3ヵ月振り1万7000円を回復する公算が大きい。同様に、円先物も100円割れを売り叩き買い戻し。9月に限って円安株高に引っ張られる見込みだ。このため、2、3日ウラジオストックの日ソ首脳会談、12月プーチン大統領来日を見越して■■■■■(****)に出番を告げた。よりによって、日経が電子版で4~6月期の連結純損失30億円に触れ、中国で子会社コベルコの建機事業が主因と大きなお世話。一時94円まで売られ96円で引けた。7月から日足、週足、月足よし。目先102円、半値戻し152円。年内、全値戻し239円も考えられると述べた。昨年12月からFRBの利上げと雇用統計に振り回され懲りごり。8月の15万人増然りだ。11月の米大統領選を前に利上げなし。12月も見送りが持論。逆に、利下げに追い込まれると心配している。日本の政府や日銀が欧米の国際金融資本につかまり、彼らを手足に国民の金融資産(2016年IQ1705兆円)が狙いとの指摘も真相に迫るもの。9月2日まで大筋間違えずに来たが、5日から出来レースとみられ理外の理。21日にかけて先物主導で日経平均1万8000円なしに収まらないと仮説を立てた。彼らは、一度日本に買わせないと売り抜けできないためだ。鉄鋼や自動車、通信のほかメガバンクもターゲット。年初来逆回転が続いただけに、9月出るとすれば市場エネルギー1年分。大商いなら本格化。不発でも持ち越しだ。日本が1705兆円寝かしたまま、海外の連中がイライラしている。狩猟民族に対し、農耕のほか文化や伝統などカネに執着しない保守・勤勉さの違いだ。2016、17年申酉(さるとり)騒ぎ、18年戌笑うといわれ結果も出る。英国のEU離脱をはじめ南シナ海仲裁判決、トルコのクーデターなど年央から先送りの限界。今後、日銀の「総括的な検証」やFRBの利上げ云々、米国大統領選など次々表面化。間違わず無事しのぐに限る。当面、9日を目安に初動をものにする場面。1日、1日前途を左右するファクターがある。

2日の日経平均1円安、大引け1万6925円。TOPIX1340(+3)。東証一部の出来高16億4400万株、売買代金1兆8600億円。9月限が1万6920円(-0.11%)の引け。10年債利回り-0.020%(+0.025%)。上海総合が3067(+0.13%)で引けた。マザーズ指数の引け911.04(+0.06%)。じわじわ切り上がっている。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など関係分。■■■■■(****)がボトム圏。買い下がりだ。(了凡)