証券ビュー

アンコール伊勢町

本物ならオーバーラン 円、日経平均も売り方の買い戻し (2016.09.01)

円安再燃を手掛かりに反発。日経平均一時192円高。商いも膨らみ始めた。前場1ドル103円23銭をつけ、前日NYの高値103円14銭を抜くと後場堅調。自動車や電機など輸出関連のほか、米利上げを射程圏にメガバンクがそろって高い。大型中心にバリュー株が腰を上げた。9月21日の「総括的な検証」を待たず理想買い。2日米雇用統計発表、5日NY休場(レイバーデイ)にかかわらず日銀総裁講演、8日副総裁同を先取り。8月31日、新潟で会見した日銀審議委員の検証を踏まえた現行政策の動員も伝えられた。円、日経平均も売り方の買い戻し。大半かつがれ来週見ものだ。日経平均が8月12日の1万6919円を抜くと、5月31日1万7234円、4月22日の1万7572円が目安。すでに述べた三つの節目と符合する。日銀のETF購入が毎月第2営業日に変更されることから、9月2日商いを伴って一段高になると本物だ。1日の売買代金が昨年平均の2兆5000億円まで回復するとまともな水準。8月29日の日経平均326円高から10日目に当たる9月9日のSQが変化日と述べた。年初来、ショート(空売り)で回転が利いただけに意外高。夏季休暇明け、外資の復帰も伝えられる。6、7月リーマンショック直後に匹敵するヘッジファドの資金流出が明らかになった矢先だ。9月まで危機封印。米大統領選を控えオーバーランも考えられる。米国では、機関投資家がリスクヘッジなしで株式投資に入り浸り。個人は、守りのオプションを買い込み株式ファンドを売っているという。S&P500種が直近30日上下1.5%のレンジにとどまり、1965年以来51年振りの手詰まり。どちらも儲からない。これから雌雄が決まるわけだ。総踏みの後、総投げが相場だけに9月の戻りを活かす場面。10~12月につながる。受け売りだが、中南米にクーデターのうわさ。ベネズエラのことでインフレ率700%。物不足から国民が隣国に買い出し。チャベス大統領亡き後混乱が収まらず、内政干渉を嫌い支援も受け入れないという。リオで不振の中国、韓国も五輪後すっかり軟化している。日本はアフリカ、ロシアにも声を掛け比較的確り。来週、日経平均1万7000円をとらえると踏みが入り理外の理。売買代金が2兆5000億円を超えると行き過ぎのシグナル。30日、財務相が証券業界に対し程度が悪い旨の発言をした。気にする必要ない。

8月31日の日経平均162円高。大引け1万6887円。TOPIX1329(+16)。東証一部の出来高20億8900万株、売買代金2兆2000億円。9月限が16890円(+0.89%)の引け。10年債利回り-0070%(+0.010%)。上海総合が3085(+0.35%)で引けた。マザーズ指数の引け903.91(+0.48%)。後場ジリ高だ。値上がり率ランキングによると、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)など関係分。旧知の友人に出会った気分だ。おかげさまで、当サイト7年半ば。3月にアクセス最高。8月大幅にピークを更新し厚く御礼申し上げます。9、10月が焦点。来年の前触れ。申酉(さるとり)騒ぐ寸前です。(了凡)