証券ビュー

アンコール伊勢町

差し当たり打つ手なし サマーラリ―で鬱憤を晴らす場面 (2016.08.03)

3日振り反落。日経平均、TOPIX安値引け。材料出尽くしになった。

「日本版ヘリマネ」、大型経済対策など事前報道で織り込まれ、1日NY原油先物安や2日一時-0.025%に急上昇した長期金利も気掛かり。日銀自ら次回9月21日の政策決定会合まで「総括的な検証」が必要。総裁と財務相が2日夕会談という。直近NYダウ6日連続安にかかわらず、依然1万8000ドル台の現状から、米国株が高水準にあることを説明できる証拠がないこともわかった。差し当たり打つ手なし。お手並み拝見ときた。2日小池都知事初登庁が伝えられる中、兜町は静まり返っていたという。よく見ると、■■■(****)が反転したほか、■■■■■■■■(****)も切り返しマザーズの人気再燃。■■■(****)が281円まで値を飛ばした。初動を形成したわけで10日目にあたる16日が変化日。「シカゴ便り」によると、中村祐輔教授の気合十分。IRを期待できそうだ。■■■■(****)がバロメーター。リオ五輪中(8~21日)が見どころといわれる。マイナス金利が潜在成長率といわれて久しい。前日述べたように、ゼロ金利と量的緩和で流動性の罠にはまり共倒れ。財源がないのに大盤振る舞いで放漫財政のツケ回し。サマーラリーで鬱憤を晴らす場面とみられる。自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円が目安に変わりない。しかし、NYダウが最高値を更新し踊り場。夏場引き回したところで原油安が泣きどころ。11月の米大統領選にかけて「トランプショック」も考えられる。このため、売りたい強気が市場の本音。日銀が9月21日に総括的な検証を発表すると先物売りが予想される。与党が参院選に圧勝し、政府と日銀が財政に金融を加味した2日の経済対策を出して相場が終わった。3日、内閣を改造しても頭打ちだ。新都知事が表明したように、東京五輪、待機児童、築地移転、議会運営など刺し違えの覚悟なしに事態の好転なし。国も都も自民党や公明党が既得権者の支持で回しているだけに無党派層の出番。相場も同じだ。これまで成功体験のある主力が見送られ、新興市場に駒を進めたニッチな企業がご時世にマッチするかどうか真贋を問われる。2日、JQ平均とマザーズ指数が3連騰になった。日経平均やTOPIXと対極の印象。原油や為替、ゼロ金利、量的緩和とも無縁なポジションが魅力的だ。今年のサマーラリーは一味違う。
2日の日経平均244円安。大引け1万6391円。TOPIX1300(-21)。東証一部の出来高19億7400万株、売買代金2兆円。9月限が1万6340円(-1.51%)の引け。10年債利回り-0.060%(+0.080%)。上海総合が2971(+0.61%)で引けた。マザーズ指数の引け958.03(+2.00%)。先物上場から3週目。種玉(たねぎょく)が回復し始めた。値上がり率ランキングによると■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)もこれからだ。(了凡)