証券ビュー

アンコール伊勢町

復活と復興がテーマ  今月から来年2月まで1次予選 (2011.11.02)

売り一巡後小動き。引けに売られた。欧米株安、円売り介入の影響とみられ、米金融大手MFグローバルHDの破産も氷山の一角。同ファンド代表者が元ゴールドマンCEO、前ニュージャージー州知事とわかりはまった印象。住宅バブルの「成功体験」が裏目に出た。負債3兆円だが、レバレッジの平均が30倍といわれ、100兆円クラスのものが出ないと収まらない。欧州でドイツ、米国でも今回の債務危機を何とかなると考えているフシがあり時間稼ぎ。一部白人エリートの尊大さが気になるところだ。日本化どころかレバレッジの反動倍以上。欧米は大袈裟にいうと没落過程に入った。にわか成金で威丈高に見える中国も転覆過程と考えられ、来年グローバルにも一連の選挙によって現体制最後の踊り場。いずこも旧政権を倒した新政権が目的を実現。戦後の既得権をめぐり内戦が本格化する。翌年、創立100年を迎えるFRBの計画倒産説に鉢合わせ。世界中が応仁の乱に見舞われるというプログラムが面白い。焦点は日本の復活。リーマンショック、震災、原発事故、円高、さらにタイ洪水など駄目押し、とどめの連続だが、悲鳴をあげながら適応しているのが企業部門。たとえば、タイ洪水に際し3Qマイナスでも4Q劇的に生産性が上がるという■■■■(****)。タイばかりか国内、北米も減産を決め、再び業績予想未定を発表した■■■(****)も復活の有力候補。最優先課題だけに3ヵ月、半年後が興味深い。欧米債務危機は、少くても当時150兆円といわれた日本の不良債権の30倍以上。4500兆円規模と考えられ、日本が無事でいたら兆単位の奉加帳が次々回ってくる。紙屑同然のジャンク債でもつき合わざるを得ない。このため、復興優先が不幸中の幸い。来年の日経平均は今年下げた分上がる。倍返しなら1万3500円。それも、復活を期待できるのが全体の5ないし10%程度。1次予選が今月から来年2月まで。円ドル74~71円が目安と述べた。■■■(****)と ■■■■■(****)はレギュラーだが、■■■(****)が有力な復興関連の一角に浮上。10月31日好決算を発表し、機関投資家の目にとまったようだ。11月15日自己230万株を消却する予定。1100円前後が固まってきた。

日経平均は152円安。後場一段と見送られ8835円の引け。出来高14億6600万株、売買代金1兆円。円高を重しに薄商いが続いている。10月に3ヵ月ぶり陽線を引き、11月安寄りで始まった。10月が投信、11月もヘッジファンドの決算を控えポジション調整売り。昨年は10月29日、11月2日が買い場になった。当面1~2日FOMC、3~4日カンヌG20、4日米雇用統計発表が手がかり。来年2月以降高いとみられ、俗に2番底を拾うところ。一次予選と考えられる。そういえば、VHF電磁波によるエコー観測データ。12月から来年1月にかけてM8、9クラスの地震あり。昨年後半観測した記録によく似ているという。注意するに越したことはない。■■■(****)13万3000円、■■■■(****)は266円で引けた。ともに強気である。■■■■(****)252円、■■■■■■■(****)155円しかり。復活と復興が来年のテーマ。5ないし10%の可能性を秘めたもの。■■■■■(****)1643円、■■■■(****)539円、■■■■(****)529円もMRJ初飛行関連で話題にのぼる。(了凡)