24日暴落の反動楽しみ マザーズ指数と一部136銘柄 (2016.06.30)
買い戻しが広がり続伸。日経平均一時303円高。マドを空けて連騰した。前日、NYダウ269ドル高。トルコ空爆テロ36人死亡が伝えられ、都知事選に小池百合子氏(63)出馬。さらに、株主総会ピーク(794社)とあって英国のEU離脱を巡る過剰反応後退。いち早くあく抜けした。マザーズ指数が英国の国民投票前の水準(967.25)を回復。半値戻し(1008)目前になった。それに、東証一部で27日終値が暴落した24日の高値を上回ったのが136にのぼるという。業種で小売30、サービス17、卸売13、情報通信10、建設9など内需関連がリード。個別に■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など特筆に値する。29日鉄鋼や電機、保険にも買い戻しが入りまちまちだが、前日の下げを帳消しにした底力が手掛かり。7月に高値更新が見込まれ、■■■■■(****)と■■■■(****)同様に注目を浴びそうだ。戦後70年、曲がりなりに平和を維持した現体制が伸び切った金融緩和、英国のEU離脱によりグローバリズムの反動にさらされた矢先のこと。主力中心のPER、PBR、予想配当利回りなどインデックス運用が使い物にならなくなった。英国の国民投票をIoT に取り込んでも納得のいく結果を得られない。マザーズ指数や東証一部136銘柄のように、24日の暴落をこなし現実に高値を更新するものが次のリーダー候補と考えられる。一方、小池氏の運勢を見ると、昨年から上昇運で2016~18年好調。好事魔多しといわれながら、初代運で新しい事に挑戦すると吉。彼女が都知事になれば東京の底入れにつながりそうだ。市場でも7月10日参院選、31日都知事選投票にかけて落ち込んだ6月の反動。26~27日FOMC、28~29日の日銀政策決定会合を加味しても理外の理。意外な高値が考えられる。英国EU離脱といっても、今秋キャメロン首相に代わる新しい指導者のもとで2年がかり実務レベルの調整が始まる。事実上、EUの金融不安再燃を先送りするものだ。その都度金先物急騰が話題にのぼり、NYやロンドンでも1400ドル説が根強い。しかし、米利上げ後退によるドル安と相殺され緊急避難。狼少年の相場に近い。本格高がくるとすれば、世界中ゼロ・マイナス金利の反動。4年先を見ているつもりだ。
29日の日経平均243円高。大引け1万5566円。TOPIX1247(+23)。東証一部の出来高21億株、売買代金2兆2000億円。9月限が1万5560円(+1.70%)の引け。10年債利回り-0.235%(-0.005%)。上海総合が2931(+0.65%)で引けた。マザーズ指数の引け985.64(+3.48%)。マドが空いた。値上がり率ランキングンによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)程度。■■■(****)が250円で引けた。7月19日、マザーズ指数先物上場に向けた助走。2017、18年一段と運気がアップする。■■■■■■(****)も出直る見通し。切り返した一部136銘柄のうち、ホギメディカルとタクマの動きが気になった。27日から相場が一変している。24日暴落の反動が楽しみだ。(了凡)