人生を左右する2年 中間反騰、マザーズ指数も吟味 (2016.06.08)
米株高と円安を手掛かりに反発。日経平均一時121円高。引け伸び悩んだ。5月の米雇用統計に「失望した」FRB議長の利上げ見直し、原油先物反発が主因。8日1~3月期GDP改定値発表、10日メジャーSQを控え薄商い。窮屈な地合いだ。これで14~15日FOMC利上げなし。15~16日の日銀政策決定会合も追加緩和なしの声。JQ平均3連騰、マザーズ指数反発が市場の本音とみられる。日経のアンケートによると、1~3月回転が利いた個人投資家29%。大半持ち出しという。中小型株を相手に小すくい。それなりの備えがあったようだ。受け売りだが、日銀のリフレ政策。当初2年で物価上昇2%を約束し、3年経過して未達の挙げく2月16日マイナス金利を導入。4月28日の決定会合で「現状維持」を表明した。思うようにいかないためで長期戦の様相。賛否両論かまびすしい。しかし、日銀は日本経済の長期停滞を認識できず失敗した。この上、10兆円レベルの財政投入で景気を持ち上げても一時的。これまで50%円安と消費増税3%の影響で元の木阿弥。借金だけ増加し金利上昇が予想される。6~7月中間反騰1万8425円が目安と述べた。同様に、6日FRB議長も米国経済の長期停滞を認めたがらず「単月のデータを過分に受け止めるべきでない」と強調。労働市場の関係指標をよりポジティブになったと評価した。プロパガンダならそれまでだが、6日ヒラリー前国務長官が民主党大統領候補指名確実と伝えられ、オバマ大統領も支持を表明。米国でも借金財政に拍車がかかりそうだ。結論からいうと、あと2年で行き詰まり前途多難。2018年から世界中混乱が見込まれるという。主力中心に中間反騰を吟味するところだ。一方、マザーズ指数青天井が次世代のアドバルーン。第4次産業革命といわれ、AIやロボット、IoTのほかゲノムと京コンピュータによる創薬の動きも活発。6日、バイデン米副大統領が米国臨床腫瘍学会(シカゴ)で「米国に残された唯一超党派の取り組みだ」と激励。副大統領の長男が脳腫瘍のため46歳で死亡し切実だったという。■■■(****)が302円高値引け。シカゴ便りで中村祐輔教授が気が気でない様子。見切り発車も考えられる。7月28~30日に日本でも同学会があり、8月22~25日米国ボストン「世界の創薬・薬物治療学会2016」が決め手。7月19日マザーズ指数先物上場がセットされ助走が始まった。■■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)。ギリアド社のC型肝炎治療薬2剤も完治例が特徴。■■■(****)の場合、6日のIRでネオアンチゲン特異的★★★遺伝子を導入。T細胞療法でマウスに生着した巨大ながん細胞を根絶したと強い表現。一線を越えたとみられる。
7日の日経平均95円高。大引け1万6675円。TOPIX1340(+8)。東証一部の出来高16億1400万株、売買代金1兆7700億円。6月限が1万6700円(+0.85%)の引け。10年債利回り-0.120%(+0.005%)。上海総合が2936(+0.07%)で引けた。マザーズ指数の引け1141.61(+1.01%)。確りしている。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)など関係分。これから2年が人生を左右しそうだ。(了凡)