マザーズ指数尻上がり 5~6月高値挑戦7~9月反動安 (2016.05.06)
週明け全面安。日経平均一時691円安。引け小戻した。4月28日の逆サプライズが世界を2周し、GWの谷間に鞘寄せ。週末、GW明けを先取りするもの。日銀総裁の会見が支離滅裂。憔悴していたといわれ、1ドル106円台の円高をかぶり主力が軒並み安。
マザーズ指数小反発(+0.93%)が目をひいた。今年半ば同指数先物の上場が見込まれるためで、バイオをはじめAI、IoT、フィンテック関連など売り一巡から尻上がり。時価総額上位の2017年3月期予想が高い伸びといわれ、コア15、貸借銘柄29中心に「青天井」入り。5~6月、7~9月を通じて1750ポイント(2日1132)が目安と述べた。行き過ぎた原油の戻りと1ドル105円割れ(購買力平価)を念頭に、個人のほか外資系も参入する見通し。マザーズ上場222銘柄のうち、今期最高益更新が90にのぼる見込み。指数先物の上場を後押しするもので、2日述べた2000年のITバブルを彷彿。ポストゲノムが着床したバイオ関連リード。■■■(****)も上場来高値更新が見込まれる。「防げるがんで死ぬ日本人 ワクチンで救える命見殺しに」(選択5月号)でも明らか。春の学会が5月12日の癌免疫外科研究会を口火に6月16日まで続き支援材料が予想される。2012年から5年、逆三尊の底入れに強力なメッセージ。先駆した■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)を猛追。業務提携した■■(****)を巻き込みそうだ。「セル イン メイ」(5月に売れ)というが、今年に限り違うことも事実。FRBの場合、11月8月米大統領選を視野に6月14、15日のFOMCが再利上げのチャンスといわれる。同23日、英国でEU離脱の有無を巡る国民投票を控えなおさらだ。日銀も7月の参院選を視野。6月15、16日の政策決定会合が追加緩和の好機。ネガティブ金利導入から丁度半年を数え、政府の財政出動と抱き合わせも考えられる。5月26~27日伊勢志摩サミットのほか、6月にかけて米再利上げとなればドル高円安。5月に再び高値挑戦の余地が出てくる。しかし、依然として金融、財政止まり。構造改革に至らないのが現状。よって、5~6月高値に挑戦しても7~9月反動安。今月明らかになるパナマ文書の影響や、原油安、円高、中国リスク懸念など後半おぼろ。5~6月利食い見切り千人力に変わりない。■■■■■■(****)が後半の指標。NY金先物が2日1年3ヶ月振り1300ドルをつけ保険代わり。半年後、米大統領選以降の混乱を見越したものだ。マザーズ指数先物の上場がタイムリー。同指数が週末、GW明けも示唆している。
2日の日経平均518円安。大引け1万6147円。TOPIX1299(-40)。東証一部の出来高24億9500万株、売買代金2兆6200億円。6月限が690円安で寄り360円安の1万6140円引け。10年債利回り-0.115%(-0.030%)。上海総合が2938(-0.25%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で僅かに■■■■■(****)と■■■(****)程度。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)強気。■■■■(****)然り。マイクロ波化学(阪大ベンチャー)と提携している■■■■(****)も面白い。(了凡)