証券ビュー

アンコール伊勢町

売り物こなし高値圏 28日にかけてポジション調整 (2016.04.26)

週明け反落。まちまちで引けた。前週末、日銀の「追加緩和」をスクープしたブルームバーグ報道の反動。日経平均一時169円安。5連騰で1300円上昇し一服。マザーズ指数続落。ともに押しが浅い。原油先物が40ドル台前半で小確り。26~27日FOMC、27~28日の日銀政策決定会合待ち。GWを控え28日までポジション調整が見込まれる。前期の連結純利益を27%下方修正した■■■■(****)が買い戻されたほか、■■■■■(****)、■■■■(****)など確り。24日の衆院補選で自民党新人が北海道5区を死守し、京都3区で不戦敗にとどまったのと似た印象。4~6月意外高。理外の理と述べた。7月にマザーズ指数先物が上場されるといわれ、先駆した創薬ベンチャー、AI、IoT関連など売り物をこなし高値圏。創薬ベンチャーの場合、5月12日の癌免疫外科研究会をはじめ6月10日癌局所研究会、同16日乳癌学会学術総会が焦点。ヤマ場がやってくる。■■■(****)の「★-5☆☆4101」(食道がん)が■■■■■(****)を通して発表される見込み。25日、塩野義が増配を明らかにしたことから期待をもてる。「中村祐輔のシカゴ便り」(24日)によると、ニューオリンズの学会でがん免疫療法持ち切り。熱気に包まれているという。22日に■■■(****)■■(****)が「ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン療法」で提携を発表。21日触れたオンコアンチゲンの信頼性が高いだけに国内勢もやる気だ。iPS細胞より実用化が早いとみられ、東大医科研ベンチャー同士の結束が見もの。中村教授(63)は、抗体医薬品、分子標的治療薬、がんワクチンを世に出すまで諦めない。いわく「日本のワクチン療法は歴史があり基盤もある。築地の新聞社の歪んだ記事さえなければ今ごろ最先端」と口惜しがっている。米国留学時の功績から1991年メリーランド州名誉市民、95年から2011年まで日本のヒトゲノム解析センター長を歴任。母親をがんで亡くし免疫療法に一生を賭けた。4~6月、米国と日本の学会にどよめきが起こる。提携先の■■■■■■(****)■■■■■■■(****)も見直される。現在、中毒症状に陥った世界の金融政策。この上、米国の景気が頭打ちになればオープンエンド(無期限)の量的緩和。問題が大きくなり過ぎて解決できない。19、20世紀と違って戦争が持ち出しになった21世紀。構造改革が失業をもたらし落伍者を生む矛盾もついて回る。アベノミクスが正念場を迎え近く財投出動。マザーズの次世代バブルが時代の要請なら、金をはじめ国際商品のバブル再燃も考えられる。

25日の日経平均133円安。大引け1万7439円。TOPIX1401(-5)。東証一部の出来高23億4900万株、売買代金2兆2600億円。6月限が127円高で寄り120円安の1万7450円引け。10年債利回り-0.075%(+0.050%)。上海総合が2946(-0.42%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)程度。日経平均が22日半値戻し、中間反騰1万8425円が次の目安。■■■■■■(****)も1500円台に戻す。■■■■■(****)■■■■(****)は7~9月吟味。4~6月意外高とみられ、利食い見切り千人力。受け売りだが、政府や中銀は介入を最小限にとどめ、経済を原則市場に任せること。中国経済が新常態に程遠く、悪化の一途をたどっている。(了凡)