マザーズが捌け口に 頼りにならない政府や与党、日銀 (2016.04.19)
週明け全面安。日経平均一時594円安。マザーズ指数が4日連騰した。バイオ、耐震、防災関連など確り。日銀のETF買い、追加緩和の思惑が伝えられた程度。前週の戻りを半分以上帳消しにした。日本時間15日午前のG20 (ワシントン)で政策協調の足並みが揃わず、16日が本震といわれる熊本地震の影響激甚。地元のほか電機・自動車大手の生産停止拡大。17日、主要産油国会議でイラン欠席。原油増産凍結が物別れに終わりNY原油先物37ドル台に急落。円ドル108円台割れに跳ね返りお手上げだ。アップルのスマホ減産も響いた。短期資金がシコリのないマザーズに集まっている。今週から決算発表本格化。年初来5兆円売り越した外資が帰りがけの駄賃を狙っているという。26~27日FOMC、27~28日の日銀政策決定会合を踏まえ、5月26~27日の伊勢志摩サミットにかけて議長国日本の大胆な財政出動が焦点。熊本地震の対応に追われながら、24日の北海道5区・京都3区衆院補選が口火。直近、北海道で与党苦戦、京都不戦敗といわれ厳しい。サミット後、6月1日の会期末までに日本再興戦略、1億総活躍プランなど決定。難航していた衆院選挙制度改革も2020年の国勢調査により都道府県の定数配分ルールが導入されるという。バブル崩壊から25年以上数えこのありさま。団塊の世代の老後破綻がNHKで報道される現在、これまで無傷なのが政治家、公務員、大企業の正社員といわれる。戦後の焼け野原のように見えるのでなく、見えないところが特徴。日銀の金利・量・質にわたる異次元緩和も当初2年の短期決戦のはず。それが長期化して泥沼入り。政府や与党、日銀も頼りにならない。捌け口がマザーズといえなくもない。今後、先駆した■■■■■■■(****)や■■■■■■■■(****)に追いつき、追い越すのが■■■(****)。18日、351円で引け706万株出来た。再三述べたように、5年がかり逆三尊の底入れ。昨年11月高値409円カイから新たなステップ。あり余る材料を抱え見切り発車した。ジリ高のうちが華。4~6月上場来高値(1→500分割後863円)挑戦も考えられる。
■■■■■■■(****)も有望。2002年から■■■(****)と提携。ヒトがん遺伝子やがん抗原など活用した診断薬・研究試薬開発で包括的な独占契約を結んでいる。8000を超える抗体開発に実績。作製に定評がある。
18日の日経平均572円安。大引け1万6275円。TOPIX1320(-41)。東証一部の出来高21億8200万株、売買代金2兆1300億円。6月限が510円安で寄り440円安の1万6320円引け。10年債利回り-0.120%(-0.005%)。上海総合が3033(-1.44%)で引けた。政府系金融機関が買い支えている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などわずか。4~6月、日経平均の半値戻し1万7367円。中間反騰1万8425円が目安に変わりない。■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)出遅れ。前に進むほかない。(了凡)