日本が大胆な財政出動 マザーズに次世代バブルの走り (2016.04.18)
熊本地震お見舞い申し上げます。 前週末上げ一服。円安に振れ比較的確り。反転途上にある。直近、日経平均が3日で1158円急騰しお湿り。3月に4ヵ月振り陽線を引き、年度替わり7日連続安から切り返し連続陽線。上値を試す上で5月がポイントと述べた。17日産油国会合のほか、26~27日FOMC、27~28日の日銀政策決定会合を踏まえ、当面5月26~27日の伊勢志摩サミットが最大の材料。欧州と日本のマイナス金利で金融政策が限界に達し、大胆な財政出動が予想されるためだ。日本時間4月1日、ワシントンD・Cで日米首脳会談が持たれ、首相が議長国として「世界経済の持続的発展に寄与すべく明確なメッセージを出したい」と発言したのが手掛かり。10年債をマイナス金利で発行できるため10兆円規模の大型補正も考えられる。GW中欧州、ロシアを回り協調を呼び掛ける模様でさらに買い戻しが広がりそうだ。4~6月、日経平均の半値戻し1万7367円、中間反騰1万8425円が目安。円安株高の巻き戻しも見込まれ、8日から光明もたらすマザーズを後押し。14日に9年振り指数が1100ポイントを突破し青天井入り。先駆した■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)に対し■■■(****)が急動意。15日342円で引け1300万株出来た。手に余る材料を抱えながら出ないところがミソ。昨年11月20日、米国立がん研究所がTOPK阻害剤を採択したのを受けて409円の戻り高値。当時9500万株の出来高に対し、直近1200万株の信用残が期日向かいにこなれ始めた。わかっているだけで免疫療法のパイプライン国内外16本。Ⅲ相に入った■■■■■(****)をはじめⅡ相、Ⅰ相そろって進展。今年4月設立15年を数え、開発に15年かかった「オプジーボ」と同い年。これまで30年以上手術、抗がん剤、放射線治療を踏襲した日本の医療を根本的に一新するもの。週明け409円カイから回転が利くとみられ猛追。時価総額が■■■■■■(****)3兆円、■■■■■(****)2兆円にひきかえ500億円。■■■■■■■(****)の480億円と肩を並べたところ。■■■■(****)並みの3350億円なら7倍に化ける。★★★102で先行し既得権勢力に一蹴された■■■■■■(****)も有望。今もパイプラインの一角に名をとどめ出番待ちだ。バイオをはじめAI、ロボット、IoT。さらに、フィンテックなどハイエンドな魅力がマザーズの持ち味。次世代の技術革新を巡り「日本バブル」の走り。■■■■■■■(****)の抗体作成技術も国内外指折りだけに、2000年のゲノム解明を受けたポスト・ゲノムの次世代モデル。IRを見越して先回り買いが入りそうだ。
15日の日経平均63円安。3空ならず大引け1万6848円。TOPIX1361(-9)。東証一部の出来高19億8500万株、売買代金2兆円。6月限が170円安で寄り140円安の1万6760円引け。10年債利回り-0.115%(-0.020%)。上海総合が3078(-0.14%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。バリューの出遅れに水準訂正が見込まれる。一方、■■■■■■(****)買い下がり。7~9月人民元安に備えるもので出番待ち。ブルームバーグによると、南アのヨハネルブルクで77年前立ち上げ2013年閉鎖した金鉱山近く再開。時価1兆2000億円の埋蔵が見込まれるという。ゴールドラッシュがやってきそうだ。(了凡)