証券ビュー

アンコール伊勢町

理外の理がふさわしい 円建てのNYダウ日経平均と同じ (2016.04.14)

買い戻しが広がり続伸。日経平均一時476円高。33全業種値上がりした。前日NY原油先物が42.17ドルで引け、3月22日の高値41.90ドルを抜いたのが新たな手掛かり。米国株高、ドル高を促し円安株高に跳ね返った。円建てでNYダウを見ると、日経平均と同じ。為替が市場を支配している。円安トレンド3年といわれ、NY原油先物の節目が42ドルとあって踊り場。円ドル107.61円を境に切り返した。一方、マザーズ指数反発。全銘柄値上がり率ランキングによると、トップ10のうち6を占め回転が利いている。13日、順張りでは埒があかず逆張り。伊勢志摩サミットにかけて一連の景気テコ入れが見込まれ、半値戻し・中間反騰を目安に駒を進めると述べた。■■■(****)■■■■■■(****)による二足のわらじ。昨年11月から貿易収支の黒字が定着し、今後幅拡大が見込まれるだけに強気。円高に振れるのも当然で、半年後、円高株高を仮説に日米逆転を検証する構えだ。日経平均が年明け6日連続安、新年度も7日連続安となり弱気が多い。根底に「長期停滞論」(サマーズ元財務長官)があり、欧米や中国が失われた20年の入口でもがいているのに対し、日本は2012年11月以降デフレ脱却。1990年1月から23年続いた需給ギャップをほぼ解消。値幅・日柄調整が終わった。若林栄四説によると、今秋から日本の一人勝ち。原油をはじめ国際商品の大幅な値下がりが実体経済に浸透するためだ。原油の場合、2月に安値26ドルをつけ18ヵ月後(来年8月)本格化。経済収支の好転に拍車がかかる見通し。早ければ半年後、主力中心に円高株高。来年8月以降、さらにガソリンやナフサ、電力代など値下がりで年間10兆円レベルの減税に相当し実体経済も様変わり。日銀の金融政策によらず出口が見えた。■■(****)■■■■(****)をスケープゴートに、■■■■■■■■■■■(****)■■■■■■(****)が下振れ。■■■■(****)もリストラを発表し潮目を迎えた。5月に「パナマ文書」完全版が明らかになろうと動じない。4月を前門の虎に7月後門の狼よし。4~6月、7~9月を通じて■■■(****)■■■■■■(****)なら乗り切れる。■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。半値戻し・中間反騰後に倍返しも考えられる。受け売りだが、日本の低迷は政策の失敗によるもの。民間レベルで出口に差しかかった。この上、政府が消費再増税を見送り大型補正で積極財政に転換。日銀も円高を追い風に追加緩和すると相当な呼び水。10年債もマイナス金利で発行できるためだ。5月がポイントに違いない。

13日の日経平均452円高。大引け1万6381円。TOPIX1332(+33)。東証一部の出来高22億5500万株、売買代金2兆3400億円。6月限が230円高で寄り490円高の1万6420円引け。10年債利回り-0.085%(+0.015%)。上海総合が3066(+1.42)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)も5月がポイント。4月27~28日、日銀の政策決定会合で追加緩和が予想される。14日G20財務相・中銀総裁会議、15日IMF世銀総会、17日産油国会合などイベント続き。理外の理がふさわしい。(了凡)