証券ビュー

アンコール伊勢町

光明もたらすマザーズ 予想される緊急対策織り込み済み (2016.04.08)

売りが一巡し自律反発。日経平均一時155円高。8日振りに小戻した。円ドル108円台にかかわらず、財務省の円高牽制発言を好感。原油先物高も追い風になった。マザーズ指数が続伸。売買代金1960億円に手ごたえ。4~6月光明をもたらしそうだ。7日財務省が発表した3月27日~4月2日の統計によると、外資の買い越し4152億円。年初来3月第4週まで12週連続5兆1868億円売り越しだけに大筋一巡。日経平均がピークから約25%安となりアベノミクス逆回転と述べた。そもそも主力が輸出関連とあって、円高が泣きどころ。今後予想される緊急対策も従来の延長上なら織り込み済み。日銀の追加緩和が円安につながらず、マイナス金利が拡大するとメガバンク再び急落。2月12日の安値1万4865円を切ると振り出しだ。このため、7日2番底を織り込み、6月に持ち越した米再利上げに伴うプチ円安が仮説。再びドル高に振れるとみられ、半値戻し1万7367円と中間反騰1万7700円の手掛かり。限られた選択肢の中で窮屈な解になった。円高が進むと主力の減益幅が拡大するためで、マザーズなしに持たない現状。降って湧いた「パナマ文書」が世界に伝播し不如意も考えられる。6日、初来日したウルグアイのムヒカ前大統領(80)が手本。世界で一番貧しい大統領といわれ、演説をまとめた絵本16万部突破。会見で、人類はいまだ先史時代。戦争を放棄すると初めて脱却できる。貧乏はお金を持っていないことでなく、無限に多くを必要とし欲しがること。地球の危機は環境でなく政治が原因。さらに、日本は憲法解釈を変更し安全保障関連法を成立したが、先走った大きな過ちと述べた。困難にめげず素晴らしい人生を送っている。ところが、安倍政権。GPIFの運用報告を7月29日に変更すると発表。堂々やればいいのに情けない。民進党の試算で15年度運用損4兆7000億円など論外。ありのまま当初決めた日に13~14年度と16年度も合わせ説明すればよい。これまで債券に偏り過ぎたため修正し、中長期日本株を見直したもので問題ない。外資は日本株を13年15兆6000億円、14年7000億円買い越し、15年から今年3月まで8兆4000億円売り越し。半分残っている模様だ。現在、日本のデフレギャップ8兆円。てんこ盛りの緊急対策に10兆円レベルの財政支出が盛り込まれると半値戻し。中間反騰も考えられる。

7日の日経平均34円高。大引け1万5749円。TOPIX1272(+4)。東証一部の出来高21億1200万株、売買代金2兆円。6月限が70円高で寄り120円安の1万5530円引け。10年債利回り-0.060%(+0.005%)。上海総合が3008(-1.38%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)など関係分。名古屋の■■■■(****)もよし。2月高値565円を抜くと意外高。2000億円といわれる名駅再開発が手掛かりだ。■■■■■■(****)打診買い。円高で4~6月底値を拾う場面。■■■(****)5月6日、■■■■■(****)同13日決算発表待ち。円高で主力が頭打ちならマザーズの出番。バイオの場合、DNAと免疫力が決め手。患者より株に効くといわれ、当たり年になりそうだ。(了凡)