三角もち合いの圏内 見込まれる半値戻し・中間反騰 (2016.03.31)
売り一巡から小戻し後場一段安。112円台前半の円高、2月の鉱工業生産-6.2%(前月比)、同消費支出実質-1.5%も響いた。前日、原油先物5日連続安。100ドル以上下げたNYダウが引け97ドル高。4月再利上げ説が伝えられる中、原油安と中国リスクを加味したFRB議長の慎重ないい回しが好感されたという。米利上げ後退がドル安円高に振れた。反社会勢力と不適切な取引が明らかになった■■■■■■■■■(****)、リコール費用最大2兆7000億円といわれる■■■(****)のS安がおまけ。陰の極で底堅いと持ち上げた権利落ちが1日天下になった。しかし、日経平均が25日と75日移動平均線に囲まれ三角もち合い圏内。4~6月上振れが予想される。輸出、内需ともに主力が足踏み。当面、為替や原油に関係ないディフェンシブ関連の出番。現にマザーズ指数3連騰。バイオ人気によるものだ。10年がかり■■■(****)も古参の部類。2013年から3年がかり逆三尊の底入れ。3月陽線を口火に4~6月活躍しそうだ。海外ではMELKやTOPKなど標的分子を阻害する167と964で知られ、導出先の■■■■■(****)と共同開発中のS-588410が治験Ⅲ相でリード。今後、国内外13本のがんワクチンがⅡ、Ⅲ相入りし白熱化。シカゴ大と共同研究進展によりゲノム創薬が続々誕生する見通し。同社の低分子医薬、がんワクチン、抗体医薬を巡り導出元の製薬大手に思惑。2月12日全16ページMELK阻害剤167の論文公表が浸透した模様。3月24日から100万株台の薄商いで下値が拾えなくなり、上値を打診している。■■■■■■(****)3兆円、塩野義で2兆円にのぼる時価総額に対し、同社わずか470億円。数年後1兆円の試算で1株6800円になる。受け売りだが、今後10年にわたり先進国のインフレ1%程度。実質金利ゼロ。米国経済も同様に日本型の停滞が続く見通し。しかし、GDPが頭打ちになっても原油をはじめエネルギーや、財、サービスなどコストが下がれば生活レベルを維持できる。恐慌型経済にこだわり過ぎると流動性の罠にはまる。日本の場合、1990年バブル崩壊から四半世紀。2012年団塊の世代リタイアが始まり毎年116万人レベルで生産年齢人口(15~64歳)減少に拍車。欧米や中国、ロシアも日本の後追い。雇用が改善するのも道理で、4月1日発表される米雇用統計(3月)も当てにならない。前日述べたように、4~6月高の正体内部要因。政策期待によるもので、昨年12月18日の上ヒゲと2月12日信用評価損25.76%のお礼売りが落ちだ。三角もち合い放れが見ものだ
30日の日経平均224円安。大引け1万6878円。TOPIX1356(-21)。東証一部の出来高19億1100万株、売買代金2兆円。6月限が40円安で寄り160円安の1万6940円引け。10年債利回り-0.095%(-0.005%)。上海総合が3000(+2.77%)追い風とも受け取れる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)と■■■(****)がせいぜい。■■■(****)も確り。24日述べた通り最高益更新。20円配当も考えられる。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)などバリュー銘柄に強気。■■■■■■(****)買い下がり。半値戻し・中間反騰が見込まれる。(了凡)