日本の「繁栄」を見ろ 4~6月高に7~9月安の仮説 (2016.03.29)
週明け確り。権利つき最終日の日経平均十字足。売り買い交錯した。2月15日の1069円高を境に三角もち合い7週目。上にも下にも放れずじまい。見方が分かれている。年初来、3月第3週まで外資の売り越し11週連続。現物と先物しめて4兆2900億円。先物に限ると、同第3週1150億円買い越しとなり峠。様子が変わってきた。4月24日北海道5区と京都3区の衆院補欠選を踏まえ、5月伊勢志摩サミット、7月「衆参同日選」に向けて景気テコ入れ総動員。消費再増税棚上げ、補正拡大、追加緩和などてんこ盛りも述べた。昨年10~12月期、1~3月期の実体経済が悪化しているためだ。年度末、スティグリッツ教授(73)にジョルゲンソン教授(72)、クルーグマン教授も首相官邸に呼ばれ、「国際金融経済分析会合」が開かれたのも、米国ネオコンを中心とする本尊筋の意向。非公開・オフレコにかかわらずダウンロードできる。日銀の黒田総裁(71)も取り込まれ、4~6月総踏みか総投げか二つに一つ。玉を使い切るのが同総裁のDNAといわれ、4~6月高に7~9月安の仮説を立てた。中国の財政・金融にまだ余裕がうかがえ、2月末のG20財務相・中銀総裁会議(上海)と9月4~5日G20首脳会議(杭州)を通じて政策協調が見込まれるためだ。25日ロイターによると、ブリュッセルの連続テロ事件こそIS弱体化の証という。彼らがNATOとEU本部もある西側の本丸落城を目指ししたのは事実。しかし、過去1年3ヵ月で支配地域を3割失い、名簿流出に伴う大物逮捕、原油暴落による資金難に陥ったのも事実。瀬戸際に追い込まれた彼らにひるむなという。問題は、どちらが勝っても何も解決しないこと。北朝鮮の米国や韓国に対する挑発と似ている。動くたびに消耗し、4~6月もったところで7~9月続かない。石油王のロックフェラー財団が化石燃料の投資をやめるというのも事実。そちこち夏場から不如意になりそうだ。受け売りだが、フォーリンアフェアーズ最新号の特集が面白い。ペチャンコになった地球儀の絵に「パンクした世界経済」の見出し。ところが、低成長、低金利、低インフレでデフレと共存した日本の「繁栄」を見ろという。むしろ、ポスト成長のモデルケース。サマーズもいうように、生産年齢人口(15~64歳)の減少が主因。われわれの日常にヒントがある。思わせぶりな■■■(****)に光明が見えた。昨年11月から治験中のIR続出。2、3月急ピッチ。4~6月にも決め手が出そうだ。半面、■■■■■■(****)出番待ち。4~6月買い下がり。世界でも指折りの生きた金産出が魅力。運勢も上昇中だ。
28日の日経平均131円高。大引け1万7134円。TOPIX1381(+15)。東証一部の出来高18億4500万株、売買代金1兆9200億円。6月限が120円高で寄り100円高の1万6970円引け。10年債利回り-0.090%(+0.010%)。上海総合が2957(-0.73%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)■■■■(****)■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)などこれからだ。(了凡)