FRBに利上げ圧力 16日以降金先物が戻り高値を更新 (2016.03.16)
小動きで始まり後場模様眺め。日経平均一時191円安。手詰まりのまま引けた。日銀が14~15日の政策決定会合で追加緩和見送り。景気判断引き下げ、証券会社の決済口座MRF(マネー・リザーブ・ファンド)をマイナス金利の対象外に改めた程度。13日、ブラジル全土でルセフ大統領弾劾を求め360万人デモ。14日、ロシアのプーチン大統領が空軍主要部隊シリア撤退を決めるなど新たなうねり。取りとめがない。15~16日FOMCを通じてFRBに利上げ圧力が予想以上といわれ、米フォーチュン誌が伝えたIMF 首脳の講演(3月8日)も「世界経済は間もなく脱線転覆状態」と冴えない。このほか、ロイターがBIS(国際決済銀行)の懸念としてECBと日銀のネガティブ金利導入、新興国経済、中銀が動揺している旨を報道。米CNBCインタビューでダラス地区連銀前総裁が「量的緩和は麻薬。株価を上げる以外効果なし」と述べたのも似た内容。おまけに、SNB(スイス中銀)が金鉱株を買っているという。2月末から3月初めにかけてS&P500のデッドクロス、金地金のゴールデンクロスを採り上げピントきた。中期株安、金地金高のサイン。3~4年続くとみられ1929年、2008年以上といわれる。日本の場合、年度末。16日FRBの議長声明にかかわらず官製相場続行。必要なら、消費増税見送り追加補正も打ち出す意向。さらに、4月の日銀政策決定会合で追加緩和も考えられる。しかし、年度末に材料出尽くし。早ければ16日以降、金先物が戻り高値を更新しそうだ。黄金分割で計算すると、1450~1700ドルが視野に入る。このため、■■■■■■(****)買い増し。3月7日の戻り高値1358円カイから1600円レベルに水準訂正が見込まれる。これから3~4年、コンスタントに連結売上高1兆円、純利益1000億円稼ぎ出す力を持っているのが魅力。ゴールドに限り住友が断トツ。三菱や三井が束になっても動じない。もうひとつある。15日321円で引けた■■■(****)だ。2012年から4年がかり逆三尊で大底を固め3月出直り。昨年11月高値409円カイから倍返し以上。ひとまず2013年5月高値863円に挑戦する見通し。
導出次第で時価総額1~2兆円の相場。ゴールまでおつき合い願いたいものだ。昨年12月18日の上ヒゲ1万9869円に対し、2月12日の下ヒゲ1万4865円まで調整。半値戻し1万7367円が目安。行き過ぎても1万7700円まで。今年に限って利食い・見切り千人力だ。
15日の日経平均116円安。大引け1万7117円。TOPIX1372(-7)。東証一部の出来高20億9300万株、売買代金2兆1100億円。6月限が10円安で寄り150円安の1万6960円引け。10年債利回り-0.015%(+0.035%)。上海総合が2864(+0.17%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)など関係分。■■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■(****)を取材した。後日お伝えするが、受注消化に追われフル操業。ピーク更新、増配の公算が大きい。■■■■(****)強気。■■■■■(****)もこのままで収まらない。(了凡)