途上を生きるのが青春 中間反騰が終わると岐路を迎える (2016.03.23)
週明け高い。日経平均一時382円高。5日振りに反発した。円高が一服し買い戻しが入ったほか、配当取りも目立ち戻り売りをこなした。東証一部の値上がり1732に対し値下がり163、変わらず51。全面高で騰落レシオ(25日平均)120%超となり「過熱圏」といわれるが、出来高、売買代金も低水準で盛り上がりに欠ける。東証が17日発表した外資の売り越し1兆2000億円(3月第2週)に驚いた。2014年の通年15兆円が最高。土砂降りに近い。信託銀行が吸収し事なきを得たが、1~3月期のGDP下振れが確実な情勢。四半期で2期連続となり景気後退の瀬戸際。5月18日速報発表予定まで気がもめる。放置すると消費者物価がマイナス圏入り。この上、円ドル110円割れならデフレに逆戻り。消費再増税棚上げ、補正(5~10兆円規模)、追加緩和など政策期待が反転の手掛かりだ。28日権利つき最終日にかけて日経平均半値戻し3度目に挑戦。1万7367円を目安に1万7700円も考えられる。利食い・見切り千人力だ。年度をまたいでよし。売り方の買い戻しが一巡すると中間反騰が終わる。4~6月、7~9月円ドル110円割れなしに収まらない。国内で日銀の机上論、実験に近いネガティブ金利の行き過ぎに批判が広がっているほか、米国の景気が持ち直したところで中国の人民元切り下げ、上海総合と香港ハンセン指数共倒れ説も根強い。マイナンバー制度とマイナス金利で金庫の需要が急増したように、年度末・新年度にかけて待機資金づくり。国際商品4年サイクルを視野に■■■■■■(****)を送り出した。手付けを打った矢先、4~6月買い増す予定。22日、シンガポール・韓国と国内で胃がんに対し「GC-A24 」の第Ⅰ/Ⅱ相治験良好が伝えられた■■■(****)も有望。原油や為替、マイナス金利など直接関係がなく、低分子医薬167や964、抗体医薬A101(フランス)、GC-A24 をはじめ12のがんワクチンも第Ⅰ/Ⅱ相治験中。年明け12本IRが出ており、春の学会に向けて続出する見込み。月足逆三尊で底入れが見込まれ409円カイから本格化。倍返し以上のスケールだ。固有の材料があるだけに一喜一憂することもない。受け売りだが、日本の国民はアベノミクスに中味がないことを最初から見抜いていた。銀行は手数料を取られても日銀の口座に余剰資金を積み上げているという。2月末から3月初めにかけて金がゴーデンクロス。S&Pはデッドクロス。中間反騰が終わると岐路を迎える。
22日の日経平均323円高。大引け1万7048円。TOPIX1369(+24)。東証一部の出来高20億1400万株、売買代金2兆1700億円。6月限が320円高で寄り400円高の1万6910円引け。10年債利回り-0.100%変わらず。上海総合が2999(-0.64%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■(****)を取材した。24日企業レポートで詳しく述べる。ピーク更新目前、GW明け3Q発表を予定している。■■■■■(****)よし。■■■■■(****)の子会社をモノにすると化ける。■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など強気。途上を生きるのが青春という。(了凡)