3月10日暴落説に対抗 国際金融資本と下剋上勢力の闘い (2016.03.10)
続落して始まり下げ渋り。日経平均一時289円安。買い戻しが入り持ち直した。原油安、米国株安、円高。さらに、上海株安など逆風。10日ECB理事会、11日メジャーSQを控えポジション調整。リスクオフが尾を引き売り方主導に変わりない。8日、日経平均4連騰を足場に半値戻し1万7367円が目安と述べた。中間反騰にくみするもので、2月からジョージ・ソロスやジム・ロジャーズなど流している3月10日暴落説に対抗。さんざん織り込んだとみられ心配ない。この上、14~15日の日銀政策決定会合、15~16日FOMCが決め手。米再利上げ、BIS(国際決済銀行)の出来レースといわれるFRBネガティブ金利の有無が焦点。16日利食い、見切り千人力。新年度に備える旨も述べた。2月27日のG20・中銀総裁会議(上海)で「全ての政策手段を動員する」共同声明が出た直後、中国が預金準備率を引き下げたように、腫れ物にさわる地合い。拍子抜けも考えられる。しかし、1月29日に日銀がネガティブ金利を発表して以来大幅な円高。事実上、2年9ヵ月の異次元緩和に失敗。大本営発表のもと、7日強行する旨伝えられ悠長に構えていられない。そこで、■■■■■■(****)と■■■(****)を軸足に受けて立つ構えだ。4~6月、7~9月にかけて倍返し。倍返しで収まらない顚末を述べる。官製相場で中間反騰が一巡すると、NYダウ6000ドル説をはじめ円ドル65円、NY金先物2700ドル説など百家争鳴。驚天動地のブル・ベア相場。売り方優勢といわれるが、買い戻しによる踏み上げも見もの。世界レベルで国際金融資本と下剋上勢力の闘いが本格化する見通し。NYダウ6000ドルひとつとっても一大事。円ドル65円までいくと既存企業が大半消えてなくなる。NY金先物2700ドルに至って管理通貨体制崩壊。悪貨が駆逐され昔と同じ金と銀の時代に戻るという。黄金分割で計算すると、これから4年ないし6年後。外資系の連中、AI(人工知能)を使って売り玉にレバレッジをかませHFT取引(高頻度)で手ぐすね。三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると、国内外の経済指標92種類のデータを採用。48ヵ月が基本で2012 年4月から今年2月まで的中率68%。但し、1ヵ月先の精度が低く短期に向かないという。それにしても、3月7日フィナンシャルタイムズの伝えた「日本が直面するマイナス金利の誤算」は痛烈。■■■■■(****)200兆円の国債運用、12兆円分の株式を上場して民営化した個人株主も殺した。どう落とし前をつけるか引くに引けないところだ。
9日の日経平均140円安。大引け1万6642円。TOPIX1332(-15)。東証一部の出来高22億4900万株、売買代金2兆2800億円。3月限が160円安で寄り170円安の1万6630円引け。10年債利回り-0.030%(+0.070%)。上海総合が2862(-1.34%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)程度。■■■■(****)を企業レポートで採り上げた。■■■■(****)は買い下がり。本契約を見越したもので、まる1年つき合うと勉強になる。■■■(****)、■■■■■(****)強気。■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)然り。今、来週ヤマ場である。(了凡)