証券ビュー

アンコール伊勢町

S&Pデッドクロス 官製相場終わると4月から一変 (2016.03.07)

前週末確り。日経平均4連騰。1ヵ月振り1万7000円台を回復した。主力やメガバンク、石油、海運など2月売り込まれたものの買い戻しが目立つ。1日に反転し10進法で14日が焦点。米雇用統計発表から日銀の政策決定会合まで逐一イベントを消化。15~16日FOMC直前に相当し、半値戻し1万7367円に挑戦。利食い見切り千人力と述べた。16日、米再利上げの有無にかかわらず織り込み済み。ひっくり返るとみられるためだ。2月末から3月初めにかけて金がゴールデンクロス。S&Pデッドクロス。中期、株売り金買いのサインが出た。今年に限り4~6月、7~9月目鼻がつく見込み。半値戻しで待機資金をつくり、■■■■■■(****)の仕込みが先決だ。今期、チリ鉱山689億円減損を計上。14年振り経常赤字をものともせず、10億ドル投入して米国銅山の権益拡大。銅、ニッケル、金を支柱に連結売上高1兆円、純利益1000億円(2015中期計画)を目指すという。太っ腹な印象だが、世界でも指折りの菱刈金山あってこそ。米再利上げを仮説に小康を取り戻した原油の最悪期が3~4年後といわれ、世界の緩和マネーがリスクオフから金に入り浸る見通し。数年後、NY金先物2011年9月高値1920ドルを抜いて倍返し。3000ドルに迫る場面も考えられる。同社の運勢を見ると、昨年好転し上昇中。4、5月天中殺だけに好押し目と考えられる。■■■(****)も同運で面白い。富士の裾野を一歩一歩上っていく年になるという。小刻みに7日連騰で玉集めの形跡がうかがえ、3月のIR発表を見越したような足取り。倍返しで収まらないのが魅力だ。増田悦佐説によると、戦争とインフレが終わり激変する世界経済と日本がこれからのテーマ。ウクライナ、シリア、中東など本当は平和が得というルールチェンジが起こっている模様。受け身になるが、消去法で日本に「覇権」が転がり込んでくる。金のゴールデンクロスとS&Pデッドクロスがきっかけ。3月を制する者は4~6月、7月~9月も制す。この2銘柄をモノにするところだ、■■■■■(****)の半値戻しも価値がある。マイケル・ピルズベリー(70)の「china2049」によると、米国は中国に騙されたことがわかり、現在ロシアと真剣に和解を望んでいるという。日本は板挟み。米国が日本より中国を重視してきただけに、歯をくいしばって持ちこたえるところ。年度末の官製相場が終わると4月から一変しそうだ。

4日の日経平均54円高。大引け1万7014円。TOPIX1375(+6)。東証一部の出来高26億5200万株、売買代金2兆4900億円。3月限が70円安で寄り10円高の1万7000円引け。10年債利回り-0.040%(-0.020%)。上海総合が2874(+0.50%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)などせいぜい。2月26日に■■■■(****)を打診買い。近く契約に成算ありとみられる。このほか、■■■■■■(****)■■■■■■(****)、■■■■(****)など食品中心にディフェンシブ関連よし。■■■■■■■(****)のほか■■■■■■■(****)■■■■■■■(****)も出番待ち。C型肝炎に続き■■■■■■(****)の新薬寄与が見込まれる■■■■(****)も化ける。8日取材のため、9日付休載になります。(了凡)