証券ビュー

アンコール伊勢町

フランス革命と逆の現象  23日から29日にかけて要注意 (2011.10.13)

インデックス買い一服。次第に見送られた。スロバキア議会否決、タイ洪水、アルコアの決算が予想を下回るなど軟調な展開。糠喜びの円安とみられ、賞味期限2週間と述べたばかり。ギリシャ問題は17、18日のEU首脳会議が23日に延びたことから、月末まで待てず2週間がぎりぎりと考えたわけだ。ベルギー、フランス、ルクセンブルグ3国の抱え込んだデクシア分割解体が傷口。7月の域内91行ストレステストで「合格」だけに、イタリアのウニクレディトやフランスのBNPパリバ、ドイツのコメルツもこたえる。一方、9月17日キックオフといわれる米国NYの抗議デモ。ウォール街を占拠せよがスローガン。11月のカンヌG20を前に、今月29日には世界各地で5000万人の規模に膨れ上がる見込みという。拝金主義を批判し格差是正、ロビンフッド税導入を要求するもので、リーダーや組織なしに世界中賛同者が急増している。1789年フランス革命でフリーメーソンが王政を倒し、ユダヤ人銀行家がフランスを乗っ取ったのと逆の現象。彼らが掌中にした大銀行や傀儡政権を打破するため、一般レベルの民衆が国境を越え気勢を上げている。つまり、23日から29日にかけて要注意。12日は満月にあたり、27日が新月になるのも興味深い。この間、20日上場される■■■■■■■(****)が新たな手がかり。■■■■(****)をバックに自前の抗がん剤「トレアキシン」を巡り一定の評価。公募・売り出し価格560円とあって人気化の公算大。10月3日14万3700円に急伸した■■■(****)が初動とも考えられ、押しの倍返し16万2300円程度のスケール。中国のバイオテクノロジー大手と本契約発表間近の■■■■(****)も、9月1日がん検査薬「フリーライト」が保険適用されたこともあり出番待ち。ひと相場考えられる。とにかく、日本の場合2025年が維新、敗戦につぐ3度目の振り出し。これから14年似たような推移をたどるとみられる。つくって40年、壊して40年といわれるもので、精神科医の稲村博著「黙示録2025年」(朝日出版社)にもくわしい。いわく、無気力に陥っている人も困ったことだが、むしろ問題なのはその後にある。何度もいうが、若者が無気力になるとはきわめて不自然、深刻なサインであり、そんなものが無事終わるはずがない。次、その次の世代につけが回り、容易ならぬ事態が起きるとことは既述の歴史が語っている。

日経平均は34円安。後場持ち直したものの8738円の引け。出来高15億2400万株、売買代金9700億円。23日まで膠着状態が続きそうだ。■■■■(****)144円、■■■■(****)248円をマーク。■■■■■(****)166円もそうで海洋土木3社期日一巡。第3次補正が決まれば飛び出すのも時間の問題。いいトレンドになっている。■■■■(****)327円、 ■■■■■(****)1600円、■■■■(****)515円しかり。来年初飛行予定のMRJが手がかり。23~29日にかけて仕込み場とみられる。タイで洪水に見舞われた■■■■■(****)314円、■■■(****)2295円、■■■(****)1780円など同感覚。天災は買いで臨むところだ。それにしても、米国でモルガン・スタンレーが危ないという。映画「インサイド・ジョブ」が物語るもので、ぼつぼつネタ切れになってきた。どこのオカミも借金に借金を重ねた挙げ句に踏み倒し。紙幣はその都度紙切れになっている。(了凡)