ちゃぶ台返し第2幕 国内勢クール追い証発生も一部 (2016.01.08)
21年振り発会から4日連続安。日経平均安値引け。ちゃぶ台返し第2幕とみられる。昨年8月に次ぐもので、8日米雇用統計発表が好感されても原油安や中国株安、人民元安など足かせ。3連休明け底入れすると限らない。そこで、昨年8月24日につけた1ドル116.15円が目安。万一、115円台に入り円買いに拍車がかかっても、日銀の追加緩和や政策期待が見込まれる。このため、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)を打診買い。通貨の安定を促すうえで国際商品の底入れが前提。原油先物の反転が不可欠だ。6日WTIで一時33.77ドル(6年11か月振り)、7日午前ドバイでは前日比1.60ドル安の29.40ドル(11年9ヵ月振り)が伝えられ底割れ状態。OPECが機能不全になった。それに、7日取引開始後30分足らずで7%急落した中国のCSI300 指数。サーキットブレーカーが働き年明け2度目の終日取引停止。人民元のドル基準値を前日から0.5%落とし1ドル6.5646元にした。昨夏の暴落で大株主の売却禁止措置を決め、1月8日期限切れだけに無理もない。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国の資本流出月1000億ドルといわれ、昨年から外貨準備の大幅な減少が目立つ。公表よりファンダメンタルズの実体が悪いため、背に腹は代えられないのが正体に近い。PM2.5により石炭鉱山の閉鎖一つで10万人失業といわれ、何ら解決策を見出せないのも事実。そこへ北朝鮮の「水爆実験」が飛び出し支離滅裂の様相。聞き耳を立てると、米国が中国打倒のほか日韓改善、北朝鮮崩壊に向けて動き出したという。昨年12月、慰安婦合意を米国が後押し。年明け急転直下に反応している。しかし、国内勢は意外なほどクール。4日連続安にかかわらず、追い証発生も一部にとどまるという。6日、東証の空売り比率41.8%。8日SQ、米雇用統計発表をこなし来週転機。今週原油先物が20ドル台をのぞき、来週1ドル116.15円を突破すると自律反発が見込まれる。2000年に日経平均がゼロ金利解除で下振れしたように、2016年NYダウも下振れし後追い。上海総合が昨年8月に続き二段下げ。日本は米国と中国につき合わざるを得ない。インデックス見送り。中小型材料株の個別物色再来。シンポ(5903・JQ)のほか、17年振り■■■■■(****)を出した。好押し目とみられ来週から楽しみだ。
7日の日経平均423円安。1万7767円引け。TOPIX1457(-30)。東証一部の出来高23億7400万株、売買代金2兆8300億円。3月限が70円安で寄り450円安の1万7740円引け。10年債利回り0.240%(-0.010%)。上海総合3125(-7.04%)の引け。アジア株も軒並み安い。値上がり率ランキング上位によると、関係分でセリア(2782・JQ)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など確り。12日前後下げのクライマックス。逆に3月11日、買い戻しのピーク。仮説と検証を始める。■■■(****)、■■■■■(****)人気再燃。■■■■■(****)出番待ち。受け売りだが、バイオ躍進の年という。心臓や糖尿、パーキンソン病など画期的新薬が複数開発され、新薬に対し政治家の批判後退。寿命が延び続け、年金プログラムをさらに圧迫する見通しだ。(了凡)