証券ビュー

アンコール伊勢町

デリケートな底練り 1〜3月軒並み国際商品が反発 (2015.12.30)

29日も確り。中小型中心に後場一段高。日経平均、TOPIXそろって続伸した。一口でいえば、節税対策で損切りした銘柄を買い戻す動き。年末年始、売り物薄を先取りした個人好みの材料株が高い。GLOBEX(シカゴの24時間先物取引)で米株価指数先物が堅調なほか、香港と上海総合が持ち直し納会・発会高をうかがう引け。ミセスワタナベの売り持ちが伝えられる小幅円高に隠し味。今年2番目の薄商いで気迷いに親しみがある。28日反落したNY市場が物語るように、この先金・原油先物がポイント。NY金先物の安値12月3日1045.40ドルに対し、同原油先物18日34.73ドルの攻防。来年1〜3月反発が見込まれるだけにデリケートな底練り。メリマンのアストロ(金融占星術)によれば、金先物が1040ドル台を維持すると来年1月から強力な上伸。下振れすると続落の恐れあり。当然のことだ。このため、再度金先物1040ドル台を目安に■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など買い下がり。原油先物も34ドル台で■■■■(****)■■■■(****)のほか、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など打診買い。ともに下振れなら難平。先行き再三叩かれただけに悪材料出尽くし。来年1〜3月助走、後半意外な戻りが見込まれる。22日述べたように、金先物と株でタッグを組み、2016〜19年国際商品の反発に備える場面。もう一度お伝えする。アノマリー(理外の理)によると、金が西暦の末尾6から9になる年平均7割値上がり。最大3.5倍という。この間NYダウ5割弱_値上がり。最大2.2倍と述べた。利上げ後NYダウ下げ最低5%、最大10%で1年上昇なしも面白い。つまり、来年1〜3月流れが変わる。新興国から資金流出が一巡し、軒並み国際商品の反発が予想されるためだ。8〜9月の株安がサウジだけで700億ドルの処分売りという。原油安のメリットが世界一といわれる日本のポジションよし。安値34ドルの効果が18ヵ月後効いてくるのが2017年後半でなおさらだ。国際商品のアノマリーが日本企業のファンダメンタルズを押し上げる。万一となれば、日銀の追加緩和も考えられる。財政再建を大儀にマイナンバー制度や消費増税、軽減税率など姑息な国の対応が時代遅れ。2016〜17年申酉(さるとり)騒ぎ、18〜19年戌(いぬ)笑い亥(いのしし)固まる時を迎える。この4年で世界、日本も様変わり。仕込みが来年1〜3月に相当する。

29日の日経平均108円高。大引け1万8982円。TOPIX1543(+14)。東証一部の出来高15億7800万株、売買代金1兆7600億円。3月限が50円安で寄り80円高の1万8980円引け。10年債利回り0.270%(+0.005%)。上海総合3563(+0.85%)の引け。小康を保っている。値上がり率ランキング上位によると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、医学生物(4557JQ)、NDS1956)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。シンポ(5903JQが535円引け。26日からじり高になった。現在の外食業界なら1000株でも値打ち。1〜3月化ける。■■■(****)、■■■■■(****)然り。11月そろってS高となり先高を示唆した。■■■■■(****)も時間の問題。AIIBが格付けなしでスタートするという。 (了凡)