証券ビュー

アンコール伊勢町

金先物と株でタッグ 2016〜19年国際商品が反転 (2015.12.21)

前週末往って来い。名実とも材料出尽くし。大山鳴動して腰砕けになった。9年半振り米利上げを巡るもので、7年振りゼロ金利解除、11年半振り利上げ開始も手掛かり。

16〜17日一喜一憂し、18日に日銀の政策決定会合で国債償還期間延長とETF3000億円増額が伝えられて幕切れ。同会合進行中、ETF買い入れ枠拡大に思惑がつのり一時日経平均515円高。ハイライトシーンになった。435円下放れた4日から10営業日にあたる17日ターニングポイント。一部始終、三空を買い半値戻し(1万9311円)を見て下振れ。来週明けを先取りした。受け売りだが、結論から述べる。米利上げが予想通りとして米国株と原油の関係を調べたもの。利上げ後、米国株の下げ最低5%、最大10%。1年ほとんど上昇しない。翌年15%、4年で40%程度の上昇にとどまる。一方、原油と金が反転。4年スパンで原油倍以上、金も5割を超えるという。直近、2011年9月に国際商品がピーク(株はボトム)をつけ、今回の利上げをきっかけに逆相関。4年続く見込み。アノマリー(理外の理)によると、金の場合、西暦の末尾が6から9になる年平均7割値上がり。最大3.5倍という。この間NYダウ5割弱値上がり、最大2.2倍のデータもある。よって、金先物と株でタッグを組むと相乗効果が期待できる。米利上げが原油安、円高、ジャンク債懸念を後押し。15日、米議会が40年振り米国産原油輸出を解禁し、来年前半これまでの流れが一変する見通し。16日から夜明け前、破戒の印象を述べたが、2016〜19年にかけてちゃぶ台返し。スケールが拡大しそうだ。来年1月にかけて■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など軒並み底入れ。大化けも考えられる。米利上げが新興国の通貨安をもたらし、中国、ロシア、トルコ、ベネズエラなどガス抜きなしに収まらない。世界経済が下振れする中でFRBの利上げが順調に進む道理もない。通貨切り下げリスクが広がると、今年8月のチャイナショックが再燃する。当面、NYダウ1万6000ドルが目安。日経平均で1万8000円といわれる。同時に原油先物30ドル、金先物1000ドル割れも視野に入った。絶えず結末を恐れ慎重になること請け合いだが、年末・年始原油と金先物シフトでヨーイドン。意外な展開になりそうだ。
18日の日経平均366円安。大引け1万8986円。TOPIX1537(-27)。東証一部の出来高29億8700万株、売買代金3兆5900億円と確り。3月限が30円安で寄り390円安の1万8950円引け。10年債利回り0.270%(-0.025%)。上海総合3578(-0.03%)の引け。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■程度。■■■(****)が340円引け。18日の説明会で治験順調に進行中という。■■■■(****)と■■■■■(****)出番待ち。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)底値買い。■■■(****)650円、■■■■■(****)120円が目安。■■■■■■■(****)、医学生物(4557・JQ)も来年見ものだ。(了凡)