証券ビュー

アンコール伊勢町

売り買い材料出尽くし 来年1月にかけて円高予想以上 (2015.12.15)

週明け全面安。一時、日経平均619円安。水産や建設、食品など内需中心に戻した。ひとまず三空買い。ほぼ十字足で引け、12月1日の高値2万0012円から14日の安値1万8611円まで半値戻し(1万9311円)が上値の目安になった。昨年10月から1年以上織り込んだ米利上げ接近。三空が前触れとみられる。日銀短観横ばい。15〜16日FOMC、17〜18日の日銀政策決定会合で決まり。今週、売り買い材料出尽くし。大山鳴動して鼠一匹と述べた。来週、ちゃぶ台返しの正体を巡り大揺れとみられる。再三再四「大型台風」の猛威が伝えられ、いよいよ本土上陸が迫ってきた印象。準備万端だけに、進路と時間帯がわかれば対応できる。結論からいうと、15日から来年1月にかけて円高にトレンド転換。原油先物30ドル台前半、金先物1000ドル大台割れがめど。受け売りだが、購買力平価100〜105円。企業物価指数で95〜100円といわれる円の強さが手掛かり。FRBが16日まで株安を恐れ、利上げを0.125%にしたり後日利下げするとてきめん。予想以上の円高になりそうだ。14日触れたように、ゴールドマンの結論も日本が例外。米国の経常収支が原油輸入減で次第に改善しているのに対し、日本のそれは2014年1〜6月5000億円赤字から7〜12月3兆1000億円の黒字に転換。15年1〜6月8兆1000億円、7〜10月6兆3000億円上乗せ。通年18兆円、来年20兆円も考えられる。おのずと円が買われ、内需が息を吹き返し株高につながる。中国の人民元が11月SDRに採用され、来年10月ドルペッグ解除に向けて元安円高。景気減速に拍車がかかり、爆買いどころでなくなる見込み。米利上げによりドル高が一巡すると、原油や金先物の反発も考えられ予断を許さない。日経平均が435円下放れた4日から10営業日にあたる17日がターニングポイント。生憎取材で18日休載だが、21日からちゃぶ台返しの修正が始まり年末年始ヨーイドン。円高株高の第一歩になりそうだ。12日(土)日経が紹介した「ものづくりニッポン」の■■■■(****)■■■(****)。このほか、■■■■(****)の素材革命や■■■■■(****)■■■■(****)のIoT標準化。さらに、航空機エンジン補修で超繁忙の■■■(****)など原油安で磨きがかかる。米国は15年に3度バブルで延命。これまで1年有余利上げをほのめかし、世界中の資金を国内に呼び込んだ反動が年末年始の姿。消去法なら日本に分がある。
14日の日経平均347円安。大引け1万8883円。TOPIX1527(-21)。東証一部の出来高20億3900万株、売買代金2兆3800億円。3月限が470円安で寄り370円安の1万8840円引け。10年債利回り0.300%(-0.010%)。上海総合が3520(+2.51%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、セリア(2782)、名工建(1869)、■■■■(****)■■■■(****)など関係分。■■■(****)■■■■■(****)■■■■■(****)強気。週末寒波、原油安を見越し■■■(****)■■■■(****)に妙味。■■■■■■(****)、■■■■(****)■■■(****)■■■(****)よし。■■■■■■■(****)■■■■(****)■■■■(****)然り。■■■■■(****)も出来上がっていない。17日取材のため、18日付本欄を休載します。気になったら18日にお電話下さい。(了凡)