応仁の乱世界レベルに 女性トップが芽を吹くご時世 (2011.10.07)
買い戻しが入り反発。持ち直した。乱高下に変わりない。欧米ともに信用不安再燃、政策期待の綱引き相場。日本の90年代をグローバルに再現している。5日NYダウ131ドル高に対し、出来高4億6500万株減の11億9200万株。真空地帯とみられ綾戻し。日経平均にはね返っている。かりに欧州域内の金融機関が資本増強し、7日発表される米雇用統計が改善したところで何も解決しない。日本の大本営発表と同じように時間稼ぎが続きそうだ。市場が欲しがっているのは、不安解消のために必要な決定的材料。7月にFRB計画倒産説が流れたもののまだ早い。あるとすれば2013年。GMのように、創立100年の節目にあたる。その点、5、6日述べたシティ日本法人業務停止あたり現実的。日本の政界やメガバンク、米国要人とつながっている模様で、マネーロンダリングもケタ外れ。露見する寸前待ったがかかった。1万人規模に膨らんだウォール街のデモも次の手がかり。万策尽きた若者や労組が中心になって全米を巻き込み、欧州や北アフリカの抗議運動と軌を一にした現象。平成版「応仁の乱」は世界レベルに格上げされた。大本営発表もその場しのぎ。月内にもスケープゴートを差し出すとみた。つまり、和戦両様。何もかも受け入れ、決定的な瞬間を念頭に捨て身で進むところ。閉じ籠もっていると危ない。欧米の信用不安はこれからで国や自治体、金融機関、企業、個人レベルでも禁断症状。まともに回らなくなる。一方、日本は企業部門が健全なだけに持ち場、持ち場でめいめい最善を尽くせばいい。このままいけば相手が倒れていくためだ。何か起きるたび金先物とスイス・フラン、円が買われるのも市場のシグナル。このうちスイス・フランが徹底介入を表明したものの、金先物より強いのが円。これまで円高によるもので、事実上8月から欧米、中国を相手に世界通貨戦争。日本は簿外を別とすれば、震災と原発の負い目が幸いして欧米のジャンク債もつき合い程度。曲がりなりに情勢が好転してきた。
日経平均は139円高。後場膠着状態になり8522円の引け。出来高16億2800万株、売買代金1兆円。活況期の半分程度にとどまった。■■(****)510円、■■■(****)13万0500円、 ■■■■■(****)1816円も発展途上のステップ。■■(****)312円、■■■■■(****)1408円、■■■■(****)477円は調整途上。■■■■(****)496円も追跡することにした。■■■■(****)が1004円と煮え切らない戻り。■■■■(****)も5日393円を安値に下げ渋り。おろおろしている。■■■■■(****)1万0530円、■■■(****)2531円も底入れまでもうひと声。■■■■■(****)109円、■■■■(****)274円に至って底なしの状態。■■■■(****)211円もそうで、底割れしたまま語るに落ちた。応仁の乱は日本がルーツ。来年2月にかけて円ドル74~71円が正夢になると反転。ゾンビもろとも生き返る。政界や財界で女性のトップが芽を吹くようになると変わり目。9月29日述べたように、卑弥呼や光明皇后、北条政子、さらに日野富子の時代を彷彿させる。グローバルだけに並み外れたスケール。市場がいち早く先取りする。このため、11月といわず来年節分にかけて仕込み場。反転に備えるところだ。国、企業であれ女性がトップになれば買い。仮説をもとに市場から外を見るのもご時世。世界中なでしこジャパンの風が吹いている。(了凡)