証券ビュー

アンコール伊勢町

事実上の第3次大戦 日本がラストリゾートの一角 (2015.11.19)

前場、先物主導で堅調。後場、伸び悩み往って来いになった。前日持ち直した欧米の動きを受けたもので外資系の場味。ブルがベアに競り負けている。後場、米国発パリ行きエールフランス2機が爆破予告に目的地を変更。

パリ北部のサンデニで警察の活動中発砲も伝えられ売り優勢になった。日経平均一時210円高。9月29日の安値1万6901円から3分の2以上戻し、FRB12月利上げ、円安を織り込んだだけにテロがブレーキ。NY原油先物40ドル、同金先物1000ドル大台の攻防が焦点になった。原油の場合、イランと米国を含む6ヵ国の核合意(7月14日)により経済制裁が解かれるため下振れ。30ドル台目前といわれるが、18日入手した情報に80~100ドル説登場。金先物も暴騰説が伝えられた。欧米や中ロなど内憂外患。テロを悪玉に国民の関心を外部に向けないと行き詰まった経済が回らない。とっくに詰んだといわれながら量的緩和をカンフルに延命。米国の利上げをきっかけに流れが変わろうとする矢先のことだ。トルコのG20がテロ対策一色なら、フイリピンのAPECも同様の経過。南沙諸島の領有権問題に触れてほしくない中国がにんまりの模様。2000年の9.11同時多発テロも米国の債務決済期限が9月末に迫り踏み倒した事件。ISにとって当初潤沢な資金が大幅な原油安により支障をきたし決死の強行。フランスの原発依存度が8割だけに「原発テロ」警戒で持ち切り。こうなると、ドル崩壊の受け皿として1999年立ち上げたユーロも先が見えた。ECBが12月に追加緩和を煽ったところで何も解決しない。そのせいか、英国も米仏ロと連携し、IS打倒に空爆を決意した。もはや、事実上の第3次大戦。世界中で経済が回らなくなり、応仁の乱グローバル版。消去法でISから遠い日本がラストリゾートの一角になった。11月4日郵政3社上場、同11日にMRJの初飛行も成功し何ら悲観にあたらない。ちゃぶ台返しで外資系の投げが予想され、日本の一流銘柄を格安に拾うチャンスだ。ヘアピンカーブを曲がり切ったところで次の幕が上がる。やり場のない11月が急所に変わりない。何が買われるか値上がり率ランキングでわかる。18日は■■■■(****)、医学生物(4557・JQ)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、太陽化学(2902)、■■■■(****)、NDS(1956)、■■■(****)など関係分。インデックスに飽き足りないバリューが出番待ちだ。
18日の日経平均18円高。大引け1万9649円。TOPIX1586変わらず。東証一部の出来高19億3700万株、売買代金2兆2500億円。12月限が110円高で寄り10円高の1万9690円引け。10年債利回り0.300%(+0.005%)。上海総合が3568(-1.01%)で引けた。暖冬予想にかかわらず原油30ドル台を見越し、■■■(****)、■■■■(****)をマーク。来年の申(さる)にちなみに赤いファッションが12年に1度のブーム。■■■(****)、■■■■(****)に■■■■■(****)を追加する。IoT社会の到来を■■■(****)で打診買い。がん新薬出遅れの■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)。■■■■(****)も面白い。■■■■■(****)と■■■■■■■■■(****)を格安で仕込みたい。(了凡)