証券ビュー

アンコール伊勢町

希望があると疲れない 米利上げのポジション巻き戻し (2015.10.20)

今週明けも反落。買い戻し一巡後見送られた。引き続き米国年内利上げに備えるポジションの巻き戻しとみられ、11時に中国の7〜9月期GDP+6.9%が流れ一時日経平均23円高。材料出尽くしから先物に仕掛けの売りも出たようだ。

19日伝えられた■■■■■■(****)1450円、■■■■■(****)2200円の売り出し価格が上限とわかり違和感がある。27〜28日FOMC、30日の日銀政策決定会合を通じて米利上げ、追加緩和の有無が明らかになっても不如意と述べた。利上げできず、追加緩和してもカンフルに過ぎず、中央銀行の限界。米国のQEバブルが弾けると救う手段がないわけだ。受け売りだが、クレディ・スイスのリスク選好指数。10月上旬、行き過ぎた悲観状態を示す-3を下回ったという。2000年のハイテクバブル、08年リーマンショック、11年の欧州通貨危機当時に共通するもので、一巡すると戻す経過も似ているという。戻したところで当てがないのも事実。16日付日経夕刊で中前国際経済研究所代表が「十字路」で述べたように、中国の投資バブル崩壊と先進国の金融政策が行き詰まった結果、「市場が決める」場面を迎えた。デフレ不況下で信用不安が高まる中、ちゃぶ台返しが始まる。米国経済の減速を織り込むもので、以前述べたNY金先物1000ドル割れ。ゴールドマン850ドル説にもつながる。一度大幅な円高を見ないと収まらない。受け売りをもう一つ。シカゴ・オプション取引所のスキュー指数が15日151.22をつけ過去25年で最高という。将来、大きな価格変動に備える取引が増えると上昇するものでブラックスワンといわれる。要するに、説明がつかなくなった。13日に米大手ヘッジファンドのフォートレスが閉鎖を発表したが、プロも相場見通しを語れない。ゴールドマンが4〜6月期に続き7〜9月期大幅減益。指数取引が限界をさらけ出しバリューの出番。横浜のマンション傾斜問題で揺れる旭化成(3407)が一例。ひところ持ち上げ3月に高値1260円をつけた。19日730円(連結1株当たり純資産788円)で引け割安。半値以下が視野に入った。日本企業は欧米や中国と一線を画し20年以上デフレに鍛えられた。東京五輪にかけて第2幕が予想される。19日の値上がり率上位を見ると、関係分で矢作建(1870)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など健闘の部類。上海総合が3386(-0.14%)で引けた。19日から5日間、習主席(62)の訪英を先取りしている。
19日の日経平均160円安。大引け1万8131円。TOPIX1494(-11)。東証一部の出来高18億7500万株、売買代金1兆9500億円。12月限が20円高で寄り160円安の1万8130円引け。10年債利回り0.325%(+0.010%)。先安感が強いだけに思ったほど下がらない。■■■■■(****)、■■■(****)■■■■■■(****)、■■■■(****)など航空機関連よし。■■■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)然り。■■■■■(****)、■■■■■■■ (****)買い下がり。希望があると疲れないものだ。(了凡)