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アンコール伊勢町

中国の貿易統計下振れ 日米ともに7〜9月期下方修正 (2015.10.14)

3連休明け反落。予想が外れた。日経平均、個別でも半値戻しを見込んでいるためで、午前中伝えられた中国の貿易統計下振れがこたえた。9月の輸入20.4%減(8月13.8%減)、1〜9月累計15.3%減と相当なもの。

日本の鉱工業生産に跳ね返り、8月の前月比0.5%減(7月0.8%減)が記憶に新しい。製造工業生産予測調査のように、9月0.1%増、10月4.4%増などあり得ない。米国利上げのほか中国の在庫調整も重荷になり、7〜9月期の決算発表で日米ともに主力製造業が下方修正に追い込まれそうだ。8月31日、中国の習近平主席(62)と安倍首相(60)の運勢が同じで8〜9月天中殺。2016〜17年天中殺。18年も調整運できついと述べた。覚悟しており、悲観しても始まらない。中国の場合、経済の行き詰まりを習主席訪米で局面打開を図ったものの裏目に出た。米中投資協定が棚上げされ首脳会談で共同声明なし。帰国すると最大の貿易相手先EUの中心ドイツがVW排ガス不正事件につかまりお手上げ。10月20日、国賓待遇で英国を訪問し起死回生にいちるの望み。国連総会が9〜12月を会期に空回りしている現状と似ている。シリア問題を解決する糸口さえつかめず欧米と中ロの利害が対立。機能不全に陥っているためだ。9月第3週から国慶節明けまで転機。8日再開した上海総合を見守っているが、何も伝わってこない。13日の引け3293(+0.17%)。事実上、年明けと同様に鯨幕相場の再現。往来の果て指数を離れバリューに戻る。関係分で値上がりトップになった■■■■■■(****)が印象的。このほか、■■■■■(****)、■■■(****)、矢作建(1870)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、名工建(1869)、■■■■(****)など健闘の部類。■■■(****)も小確り。昨年10、11月暴騰の手掛かりになったTOPK(タンパク質キナーゼ)に新たな進展があった模様。反転からまる1年。半値戻し478円が目安になる。郵政グループ上場もバリューのうち。13日、年度末の配当を高利回りにするため、場で安値を拾うのが賢明と述べた。一部おつき合いで始めるとよくわかる。10月に米国利上げ、日銀の追加緩和も見送りになると年末の負荷強力。鯨幕やバリューどころでなくなる。しかし、何か起きるたび日本自身がバリューの対象。来年前半面白い相場がやってくる。
 13日の日経平均203円安。大引け1万8234円。TOPIX1503(-12)。東証一部の出来高21億1500万株、売買代金2兆4000億円。12月限が210円安の1万8210円引け。10年債利回り0.320%変わらず。26〜30日MRJ初飛行を見越し、しつこく■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)を攻めている。■■■(****)も気になるところだ、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)などそれなりのもの。NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■、■■■■■(****)など底堅い。社会は有名人より絶対多数の無名人によって支えられている。相場もそのひとつ。賢いと燃えることができず、燃えるために愚かさが必要という。優等生にはできないことだ。(了凡)