ちゃぶ台返し本格化 事態が悪化するほど反発も大きい (2015.09.30)
もち合い下放れ。全面安になった。追い証発生、サウジの資金引き揚げ、■■■■(****)破綻など伝えられ逆回転。前日キャタピラー急落を受けたNYダウ312ドル安に対し、29日上海総合3038(-2.02%)の引け。
米中首脳会談の不調を消化できない様子。日経平均が寄りで9月8日の安値1万7415円を下回り終日下値模索になった。9月16~17日のFOMC利上げ見送りからちゃぶ台返し本格化。次回10月27~28日、12月15~16日実施を仮説に反動を織り込む場面。黄金分割で日経平均1万5156円が目安と述べた。8月11日の戻り高値2万0946円を1.382で割ったもの。利上げ困難となれば、1万2945円も考えられる重大な岐路。同様に1.618で割ったものだ。38.2%押しになる。世界株安が資源安、新興国の通貨安を巻き込み混乱。欧米が金融緩和を乱発し日本も追随。ゼロ金利で急場をしのいできた現状から打つ手がない。実体経済の混乱も予想以上とみられる。仮説であり現実的でないが、米利上げ先送りの挙げ句年内見送りなら暴落やむなし。金融政策の効果が出るのに18ヵ月かかり、ケインズ的な需要拡大の限界。長期金利が跳ね上がるとこたえる。利上げに踏み切れば、8月17兆円(7月15兆円)といわれる中国から資金流出に拍車。中国企業のドル建て債務膨張にも圧力がかかる。受け売りだが、23日ブラジルでレアルBRLが1ドル4.1799をつけ最安値更新。株価もBVSPが2008年9月リーマンショック後の水準まで下落。16年夏季五輪どころでなくなった。このため、10~12月期政策対応待ったなし。欧米のほか中国も日本と同様に大調整20年。原油安と連動する公算が大きいためだ。大所高所みずから判断。15~16年に雌雄が決まると述べたばかり。値上がり率上位を見ると、関係分で医学生物(4557・JQ)が39位にランクされた。9月24日トムソン・ロイター引用栄誉賞に選ばれた京都大学医科学研究所の坂口志文教授が手掛かり。同社が抗体医薬開発で共同研究契約しているためだ。10月5日ノーベル賞生理学・医学賞発表に向けて思惑買いに包まれる。オートファジー抗体でも人気化している。1Q連結13.9%増収。営業赤字が縮小し2Q以降黒字転換の見込み。来年上昇運で今、来期復配を期待できる。黄金分割で上値を計算すると、目先671円と出た。■■■(****)もIR待ち。追い証のあおりで230円が視野に入った。林原の新製品が出始めた■■■■(****)もいずれ脚光を浴びる。
29日の日経平均714円安。大引け1万6930円。TOPIX1375(-63)。東証一部の出来高27億9400万株、売買代金2兆8800億円。12月限が350円安で寄り750円安の1万6940円引け。10年債利回り0.335%(-0.010%)。事態が悪化するほど反発も大きい。前日下方修正を発表した■■■■■(****)が120円台。ボトム圏にしてもあく抜けしない。240円の高値期日が11月だけに10月安値を拾う場面。念の為、最安値を計算すると91円。プーチン来日、自律反発を見越し買い下がりだ。■■■■(****)も5月501円を高値に11月期日。10月安値買い下がり。■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)■■■■■(****)など難平買い。■■■■(****)が健闘の部類。待機資金が生きてくる。バリューで来年の計。トンネルの先明るい。(了凡)