甘えを捨て本気出せ バーナンキよりチャイナの方が上 (2015.09.07)
前週末反落。後場一段落安になった。日経平均が一時574円安の1万7608円となり、8月26日の安値1万7714円を更新。追い証発生によるもの。黄金分割で計算した下値1万7586円に接近した。3日に中国の抗日戦勝記念パレードが終わり、
週明け上海総合指数下振れを先取りしている。4日米雇用統計が嫌気されNYダウ272ドル安。11日メジャーSQ、16〜17日のFOMCなど波乱含み。そこで、1万7586円を切ると10月にかけて黄金分割の1万5156円が目安。2013年5月のバーナンキショック(22.1%安)より今回チャイナショック(27.7%安)の方が大きい。しかし、8月に外資系が2兆5000億円売り越し、空売り比率40%レベルで9月を迎えたことも事実。半年後反対売買が見込まれ、来年2〜3月2万2000円をお伝えしたばかり。ちゃぶ台返し半ばとみられ、割高な日経平均によらずバリュー(割安)で来年の計をたてる場面。それには、第3週前後予想されるもち合い放れを受け入れること。■■■■(****)の場合、5月の戻り高値501円に対し、黄金分割で二段下げの目安を計算すると240円。半値以下で手に入る。トヨタの燃料電池車もセルモーターを回すのに鉛が必要で、今後国内外で耐用年数40年前後の原発廃炉が相次ぐ見通し。遮蔽に大量の鉛が必要で再生鉛も引っ張り凧だ。同社は国内最大手。9月にも底入れし、来年2〜3月にかけて3分の1、半値、全値戻し。中長期倍返しも考えられる。■■■(****)を230円で難平したのが前例。4日、■■■■■(****)に対し★-588410の膀胱がん第II相進捗。同眼科領域疾患のペプチドワクチン治験終了のIRが流れ失望売りが出た。しかし、再び230円を目安に突っ込み買い。国内外延べ16本のパイプラインのうち、第II相登録終了が6本以上あり材料豊富。昨年から上昇運に入り2016、17年本格化の見通し。何が起きてもブレないことが大事だ。10年待つ気なら■■■■■■(****)より価値がある。■■(****)が特設ポストに移され上場廃止になりかねないほか、新国立やエンブレム白紙撤回など政府・五輪関係者のぶざまな対応も明らかになった。甘えを捨て本気出せ。9月を関門に10月岐路。中国は詰んだといわれ張り子の虎。大調整に入る直前のシーン。今月後半、米中首脳会談が終わると流れが変わる見込みだ。
4日の日経平均390円安。大引け1万7792円。TOPIX1444(-30)。東証一部の出来高26億5200万株、売買代金2兆6900億円。9月限が70円高で寄り470円安の1万7760円引け。10年債利回り0.370%(-0.025%)。週明けから2週間軌道修正を迫られる。■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などよし。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、矢作建(1870)程度。じたばたしても始まらない。来年2〜3月一段と落ち込む世界経済を先取り。その後、中国と日本のテコ入れで急速に持ち直し、再び息切れする見通しだ。(了凡)