トンネルの先明るい 成り立つ2万2000円の仮説 (2015.09.03)
NYダウ469ドル安を受けて続落。買い戻しが入り急伸。手掛かり難から見送られ引け小戻した。
上海総合が3027(-4.40%)で寄り、3194を高値に3160(-0.20%)の引け。日経平均と連動し一時前場308円安、後場302円高と日中高安610円の鼻息。「週明け尾を引く乱高下」と述べた通りだ。1日東証が発表した空売り比率40.1%。過去最高で売り方も冷や汗もの。9月第3週まで日柄整理とみられ、万一2番底が8月26日の1万7714円を切った場合、黄金分割で下値を計算すると1万7586円が目安。2日1万7857円が安値となり271円上鞘。ボトムゾーンと考えられる。半年後に売り方の買い戻しが予想され、来年2~3月2万2000円の仮説が成り立つ。前日同2~3月実体経済の悪化を述べたばかりでトンネルの先が明るくなった。大量の空売りを飲み込んだあと買い戻しが入り、やがて世界中踏み一色のイメージ。9月が関門に違いない。横浜2日ロイターによると、ADB(アジア開発銀行)の中尾総裁(59)も中国経済のスローダウンを認め、上海株について昨年夏と比べまだ高い。中国発の市場不安はアジアの発展にとって大きな転換にならない。AIIBとは競争より協調という。ジャカルタ2日ロイターによると、IMFのラガルド専務理事(59)は、過去数週間いかにアジアが世界経済の中核を占め、一市場の混乱が世界に波及するか示すもの。中国のリバランス(再均衡)、日本経済の減速、国際商品の下落、米金利上昇を巡り逆風に直面しているという。大筋で市場の認識と一致した。これに対し、東京五輪組織委員会の森会長(78)が面白い。新国立にエンブレム(特定の人や物の図案)の白紙撤回も決まり、記者から「残念な結果になりました」ともちかけられ、「何が残念なんだよ」とつむじを曲げた。枕も落ちもなっていない。その点、■■■(****)が健気。乱高下をしのぎ311円で引けた。出来高441万株。日経産業新聞が伝えた■■■■■(****)の第Ⅲ相が効いた。今年5月■■■(****)から引き継いだ食道癌の治験経過よし。末期にかかわらず、5年治療を受けて生存率1~3割が倍になった模様。再び220円をつける公算が遠退いた。ギリシャにつぎ中国リスク、米国利上げもこなす見込み。来年2~3月を待たず乾杯できる。4日米雇用統計、11日メジャーSQ。16~17日のFOMCも心配ない。昨年から上昇運入り。毎年9~10月にエネルギーが集中する。
2日の日経平均70円安。大引け1万8095円引け。TOPIX1465(-12)。東証一部の出来高29億3900万株、売買代金2兆9600億円。9月限が260円安で寄り140円高の1万8250円引け。10年債利回り0.395%(+0.010%)。転換点が近づいた。値上がり率上位を見ると、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)などが関係分。■■■(****)と■■■■■(****)に注目する向きがある。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)出番待ち。■■■■■(****)、■■■■■■■(****) 、■■■■(****) など然り。半年後が楽しみだ。(了凡)