25日三空なら底入れ ドル防衛の反動から二段下げも (2015.08.25)
週明けも全面安。世界株安一色だ。前週末NYダウ530ドル安と24日上海総合引け3209(-8.47%)の板挟み。日経平均895円安。2013年5月23日1143円安以来で半年前の水準。ちゃぶ台返しのガス抜きが本格化した。
24日が11日の戻り高値2万0946円から調整10日目。目先急反発も考えられる。円安による外為特別会計の含み益20兆円といわれ、今秋大型補正が予想されるほか、消費再増税見送り、来年7月衆参W選挙など水面下で浮上。調整10日、日経平均12%押しで計算すると半値戻し1万9700円が見える。24日、東証一部の出来高39億4900万株、売買代金も4兆1000億円の大商い。11月に郵政上場を控え、日銀やGPIF介入も考えられる。1月15日スイスフラン30%暴騰、原油20ドル説が枕とみられ、10月以降緩和資金によるドル防衛の反動が予想され二段下げが落ち。本音1万5000円に対し1万7500円の仮説を立てた。27〜29日ワイオミング州ジャクソンホールで地区連銀の年次シンポジウムがあり、フィッシャーFRB副議長が出席。イエレン議長は、9月どころか年内、年明けも利上げなしの声明文を検討中という。受け売りだが、原油をはじめ資源安で物価のターゲット2%が有名無実。中国経済の実態が1〜7月マイナス成長と判明。9〜10月国債増発なしに米政府の機能停止(2013年2週間)など主因。昨年10月から利上げ利上げといって世界の資金を米国にひきつけドル防衛。一転して困難になった言い訳が発表される見通し。このため、逆回転しているNYダウ、上海総合、日経平均が買い戻しを口火に急反発。売り方が踏むと買い方が高値をつかみ、ドル防衛の反動が出て10月にも二段下げ。郵政上場に支障が出そうだ。リーマンショックから欧米、中国がケタ外れのカンフルを打ち、日本も追随した世界株高の修正場面。9月にかけて中締めが見込まれ青空がのぞく。そこで、■■■(****)の下値を探ってみた。24日255円で引け、昨年10月のスタートライン。調整10カ月と6月から上昇運を加味したもの。昨年11月736円の戻り高値に対し、黄金分割による底値227円。今年5月高値452円の半値に相当し妥当なところ。230円を目安に難平買い。3分の1、半値、全値戻しにつながる。24日の値上がり銘柄計69。うち■■■■■■(****)と■■■■■■(****)が関係分で健闘した。■■■■(****)の名も見える。日本の場合、バブル崩壊から25年。欧米や中国と一線を画した展開が予想される。
24日の日経平均1万8540円引け。TOPIX1480(-92)。9月限が960円安で寄り1630円安の1万8410円安値引け。25日、窓を開けると三空である。10年債利回り0.350%変わらず。金先物1000ドル割れがちゃぶ台返しの目安。9月にかけて保守・メンテナンスが不可欠だ。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****)よし。■■■■■■(****)然り。3D関連の■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)時を待て。■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)急反発に備えるところ。NY発といわれる今回の暴落。来年前半を先取りするもので、再び日本の出番がやってくる。(了凡)