乗り越えると次の山 ちゃぶ台返しのガス抜きに活路 (2015.07.28)
週明け安い。前場米国主要3指数安、国際商品安を受けて円高に振れた上、後場上海総合指数に失望売り。3725(8.48%安)で引けた
。GLOBEX(シカゴ24時間金融先物)が堅調で米国株安に先安感後退。日経平均も引け下げ渋ったが、再び上海総合が大幅安となり波乱含み。逆に、中国指導部の株価対策第2弾が予想される。このため、金先物1000ドル割れを念頭に和戦両様。一方的な弱気にくみしない。どんな事態であれ活路がある。27日お伝えした■■■(****)が一例。190円で引け444万株の出来高。23日上方修正を好感し、8月上旬2Q発表の予定。1Qの連結営業赤字24億円が2Q1億8000万円黒字転換し26億円の改善が手掛かり。JTBも連結2ケタの増益が伝えられ、24日と27日で戻り一巡と考えにくい。インバウンドのほか来年伊勢志摩サミットとリオ五輪、復配期待もあり2014年の1月高値225円に挑戦。今月の出来高2812万株に対し当時6648万株の大商い。あと4000万株あれば300円相場も考えられる。このほか、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など値上がり率上位の関係分。企業価値が高まれば国境を越え妥当な水準訂正が見込まれる。逆も真なり。容赦なく叩き売りだ。人民銀が金先物急落の引き金といわれ、ひところゴールドマンが唱えた1000ドル割れ目前。LME銅が5月の6500から7月5200ドルに急落。鉄鉱石も2011年2月トン187ドルを最高値に今年6月62ドルで3分の1。鉄鉱石に限って先物がなく、IMFは来年にかけて50ドル割れを予想している。ここまでわかると冷静に対応できる。事実、9月以降米国利上げのアナウンスが浸透し6、7月ギリシャと中国でガス抜き。暴落を避けるため、水面下で伝えられる「ちゃぶ台返し」のショックアブソーバーに使っている。10月に決まった日本の郵政上場、同じく中国共産党が党中央委員会5回全体会議(5中全会)で景気対策を表明。これらと前後して国際商品底入れが見込まれる。2012年1ドル75円から15年124円まで一方的な円安に振れ、短期的に1割程度円高が予想される。その後、以前述べた50年、100年前の大金融相場が手掛かり。圧倒的な弱気の中で売り方の大踏みにつながる倍返しを再現。20世紀の既得権が消滅し、21世紀のスキームが姿を見せる。安心、安全、健康など戦争のない100年といわれるが予断を許さない。2015、16年われわれの積善、陰徳にかかっている。17世紀から15、16年が前世紀(既得権)の関門になった。この相場を乗り越えると次の山が見えてくる。
27日の日経平均194円安。大引け2万0350円。TOPIX1637(-17)。東証一部の出来高18億8800万株、売買代金2兆2300億円。9月限が150円安で寄り170円安の2万0350円引け。夜間取引で180円をつけている。10年債利回り0.405%変わらず。動くに動けない模様だ。28〜31日TPP関連の■■■■(****)をはじめ■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****) など再び注目。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■■■■(****)が1Q発表。連結13.9%増収、営業赤字1億1700万円に改善。通期19.4%増収、営業利益1億1600万円の見通し。黒字転換が先決だ。(了凡)
7月28日取材の為、29日付アンコール伊勢町を休載します。