上海総合に失望売り 金先物1000ドル割れに備えよ (2015.07.27)
前週末反落。一段と見送られた。米国株安、中国の製造業PMI48.2、アジア株安にも明らか。JQ平均、マザーズ指数ともに3日連続安。後場、上海総合指数が売られ4070(-1.29%)で引けた。ザラ場4184まであり半値戻し4275が目安。週明け抜いても指導部の目標4500が難関。失望売りが予想される。9月にかけて米国利上げが消えず、中国がさらに利下げに踏み切るか焦点。4〜6月期決算発表も、これまで米国同様大半織り込み済みで旗色が悪い。24日、前日上方修正したKNT(9726)が一時東証値上がり率トップになり、お年玉をお中元に持ち越した。昨年末「インバウンド」の先駆けとして紹介し、6月伊勢志摩サミットが決まり当確。にもかかわらず、ギリシャと中国危機の煽りで7月9日150円を底に切り返したもの。今後インバウンドが一巡しても、リオ五輪指定旅行業者に選定され業績回復の手掛かり。2014年6月高値225円をとらえ300円相場も考えられる。このほか、値上がり率上位に■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)など関係分。幾らか溜欽が下がった。本命の■■■(****)が378円引け。2014年11月736円を戻り高値に調整中で、半値より上の水準でもんでいるのが魅力。8、9月IR待ちに分がある。この間、原油先物、金、鉄鉱石など国際商品の一段安を見込んでいるためで、2011年のNY金先物最高値1900ドルの半値950ドルが目安。直近1000ドル飛び台に入り、基調転換が迫ってきた。これまで一人勝ちといわれ、利上げを見越して米国に引っ張られた緩和マネーのちゃぶ台返し。6月を踊り場に7〜9月振って今秋決着の足取り。22日述べたように、世界中の緩和マネーが金、SDR、地域準備通貨などに吸収される準備段階。■■■■(****)抜きに語れない。受け売りだが、中国の夢は富と力、民族の結束で世界に影響を及ぼす独自のもの。60年以上の中国研究で、外の世界とかかわる際、直観に反した思いがけない行動をとる国。どんなことが起きて驚くことになるかわからないという。上海総合指数が再び急落するとわかる。金先物1000ドル割れと鉢合わせ。準備するに越したことはない。
24日の日経平均139円安。大引け2万0544円。TOPIX1655(-9)。東証一部の出来高17億9800万株、売買代金2兆700億円。9月限が50円高で寄り40円安の2万0520円引け。10年債利回り0.410%変わらず。おじけずいた印象である。4〜6月期決算発表と併行し、TPP関連が突破口とみられる。■■■■(****)のほか、■■(****)、■■■■(****)と■■■■■■(****)など定番。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)よし。日経がFTを企業価値の3倍(約1600億円)で買収。「国際金融資本」色が強くなりそうだ。(了凡)
※7月28日取材の為、29日付アンコール伊勢町を休載します。