証券ビュー

アンコール伊勢町

ギリシャと中国水入り 日本株のポジション世界最右翼 (2015.06.30)

週明け全面安。前場ギリシャ破綻説、後場中国が上海株安に見舞われ当然の押し。5日ギリシャの国民投票を念頭に最短10日の高値整理と納得した。米国利上げに伴いを先送りしたちゃぶ台返しの影響が大きいため、

ウクライナ(ロシア経済制裁)を棚上げしてギリシャ、中国のガス抜きから始めた印象。日経平均の1割押し1万8782円に対し、5%なら1万9434円の水準。ギリシャが30日破綻しても、5日の国民投票次第でユーロ圏残留。加盟国として特権を認められる_由。リスボン条約には離脱を強制する規程がないという。急所を外して引き回す古い欧州の体質がうかがえる。一方、中国も不良債権処理に追われ矢継ぎ早の金融緩和。一帯一路構想のもとで南沙諸島埋め立てやAIIB設立協定調印に7カ国見送り(50カ国署名)というが、IMFが年内に人民元を国際的な準備通貨に認定するといわれ生かさず殺さず。ブルームバーグの調査によると、エコノミスト16人中11人が、5年に1度特別引き出し権(SDR)の通貨バスケット見直しで人民元採用を決めるという。このため、ギリシャ債務問題、米国利上げ、中国の信用不安など水入り。7〜9月、大相撲というより大揉みが予想される。日本の場合、欧米や中国と違って波乱のたびにファンダメンタルズが見直され、2015、16年に限ると消去法で世界最右翼。指数に採用された主力が先物と裁定取引で水準を切り上げ、TOPIXや単純平均が追い上げるポジション。中小型、中低位がボリュームゾーンとみられ過熱感に至らず対流の見込み。溢れ返る緩和マネーが偏在し、安心、安全な投資先を求めて彷彿してるのが現状。NHKの「マッサン」をきっかけに日本のウィスキーが世界ランク上位に入り、第2、第3の宝捜しが始まったようなもの。底値買いで定評のある奥山さんは、■■■■(****)の10倍返し、7720円説を楯に一歩も引かない。7月1日付「有為の奥山」に出てくるが、■■■■(****)と■■■■■(****)の大相場説も持論。時代がかっているが核心を突いたもの。29日、スイス・バーゼルで開かれたBIS(国際決済銀行)の年次総会で日銀の黒田総裁(70)が講演。2013年3月に就任早々物価2%を掲げ、2016年前半に達成。必要なら追加緩和も辞さないと力説。FRBに忠実なところを見せた。任期が18年4月だけに後始末が心配だ。いずれにしても、自分のポジションを通すこと。6月を踊り場に7月から旧盆にかけて意外な高値も考えられる。
 29日の日経平均596円安。大引け2万0109円。TOPIX1624(-42)。東証一部の出来高25億3800万株、売買代金2兆6500億円。9月限が550円安で寄り650円安の2万0110円引け。10年債利回り0.440%(-0.030%)。上海総合が6月12日5178を高値に29日4053で引け22%調整。まだ収まりそうもない。■■■■■■■(****) (****)買い下がり。反転を探る上でヒントになる。■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)強気。■■■■■(****)、■■■■■■■(****) 、■■■(****) 、■■■■(****)出番待ち。調整が一巡すると全面高になるはずだ。(了凡)