拍車がかかる消耗戦 米国利上げ年内に延び体力勝負 (2015.06.19)
売り先行で始まり安値もみ合い。外資のポジション調整に明け暮れた。17日、FOMC後の会見で「年内の利上げが最も適切」(FRB議長)を受けたもの。
米国主要3指数が9月から年内先送りを好感したのに対し、日本では会見後米国金利が低下し円高株安に跳ね返った。日経平均4日連続安。1カ月振り2万円割れ。ユーロ圏財務相会合を踏まえ難航するギリシャ債務問題も足かせ。リスクオフの動きが広がり、債券先物買いの株式先物売り。後場中頃から引けにかけて用なしになった。個別に■■■■(****)や■■■■■(****)など電子部品が頼もしい。主力をはじめ銀行、証券、保険も見送られた。東証一部の値上がり330、値下がり1479、変わらず77。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)が健闘している。■■■(****)も堅調。もちこたえた。6月以降運気アップ。18日から2週間、中村教授(62)のメッセージが注目される。22日株主総会、直後同教授の講演もあり逆張り。引けあと、「★★★167」のリリースが出た。バイオ関連は、新薬開発のほかM&Aも手掛かり。食品と並び人気がある。食用油の■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)。■■■■(****)、■■■■■(****)も化ける足取り。日本の食品が見直されている。気になるのが、米国主要3指数の頭打ち。5月をピークに伸び悩み、自社株買いも峠を越した。日本の景気が円安と米国の「好況」により回復。2015、16年政府の後押しもあり続伸とみられるが、今後大もみも考えられ予断を許さない。以前述べた100年前、大正4〜5年と重なる。当時、現物株の主要指数が高値を更新後大もみ。下振れした直後に暴騰している。つまり、米国の利上げ、ギリシャ債務問題、中国の不動産バブル崩壊など消化難で持て余し。先送りしたあげくに下振れ。その後主要国の市場介入をきっかけに買い戻し。売り方の踏みを誘う相場が予想される。米国の利上げが当初6月から9月、年内、来春に先送りされるとして、この間何が起きるか6月に踊り場を迎えた。受け売りだが、広域インド洋圏の国際政治、外交、経済の英語小論文によると、われわれは今第3次大戦の切っ先、第1次・第2次大戦をもたらしたのと同一のポジションという認識。要するに、ユーロ圏はギリシャの債務帳消しに応じない。急所を外し、さらに返済期限の延長が唯一の合意と考えられる。このため、体力勝負。消耗戦に拍車がかかる見通しだ。
18日の日経平均228円安。大引け1万9990円。TOPIX1616(-17)。東証一部の出来高20億2300万株、売買代金2兆3000億円。9月限が50円安で寄り280円安の1万9960円安値引け。10年債利回り0.440(-0.035%)。5月28日2万0670円を戻り高値に1割安、1万8600円が目安になる。倍返し2万2740円も計算できる。冷静、前向きに進むところだ。■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)然り。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****) 、■■■(****)ともに3Dプリンター関連の戦略銘柄。バブル崩壊から25年。100年前と同様に30年かけて復元に取り組んでいる。 (了凡)