古事記のメッセージ 5月に日銀の追加緩和具体化も (2015.04.24)
米国株高、円安を手掛かりに堅調。買い一巡後伸び悩んだ。先高期待と実体経済のギャップによるものでスピード調整。高安まちまちだ。日本の製造業PMIが49.7(4月の速報値)と伝えられ、
昨年5月以来11カ月振り50割れ。これでは気勢が上がらない。
日経平均が22日SQ値2万0008円を抜き23日続伸。2004年4月の2万0833円を射程圏にとらえ高値整理。この間、個人が一貫して売り越し。前途に光明をもたらした。紙の資産によらず現金を持っていると強い。欧米をはじめ中国、ロシアなど世界中金融戦争に巻き込まれデスマッチ。今の段階で皆目雌雄が読めないためだ。2010年から20年まで歴史上最もエキサイティングな10年と述べた。後半の5年、どの国も現体制維持が困難。安心・安全な資産を巡りラストリゾート探しが始まった。気になるのがFRB。利上げを
(中略)
16日、「有為の奥山」の対談で奥山さんがNYダウ2万2000ドルが当面のピークと語り印象的。3月から日経平均の絶対値がNYダウを上回り定着した。昨年9月から13%上昇したドル高で米国景気が頭打ち。年初来1%前後の上昇にとどまるNYダウが癪(しゃく)で仕方ない。上海指数30%以上、ドイツのDAX20%以上、日経平均さえ16%値上がりしている。ECBの追加緩和が日銀の異次元を圧倒し、ドイツの10年債利回り0.1%割れ。1215年、ローマ教会が利子を公認して以来800年振りだ。こうなると、未辛抱・我慢比べ。森信三(1896〜1992)がいった。日本は2025年にかけて上向き。2050年になると、世界すべての国が日本の底力を認めざるを得なくなる。また、目の前の現実を前向きに受け入れ、全力で立ち向かうことに傾注すると、それぞれ持っている役割、天命が与えられるというのが古事記のメッセージ。西暦下2ケタ、15の年をモノにすると後日主導権を握ることができるという。GW明けヤマ場がやってきそうだ。
23日の日経平均53円高。大引け2万0187円。TOPIX1624(+3)。東証一部の出来高27億5000万株、売買代金2兆9100億円。6月限が80円高で寄り10円高の2万0170円引け。10年債利回り0.310%(+0.010%)。もみ合うとみられる。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)程度。■■■■(****)が上方修正した。前日述べた■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)よし。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)然り。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)も大きい。■■■(****)は出番待ちだ。古事記のメッセージが日本人を熱くする。(了凡)