朝三暮四で回転利かず 手持ち玉が雌雄決める道しるべ (2015.04.21)
週明け円高に振れ続落。売り一巡後戻し小甘い引け。医薬品、電機、銀行を除き見送られた。前週末、米国の主要3指数大幅安。ギリシャの財政問題、中国の空売り規制緩和が主因といわれ、20日から
中国の預金準備率1%引き下げ(大手金融機関標準18.5%)につながった。同日述べたように、金融問題が余りに大きくなり過ぎて政府やリーダーたちの手に負えなくなり、繰り出す政策も生かさず殺さず朝三暮四。売り買い回転が利かないという。今週から主要企業の決算発表が始まり、4月30日■■■(****)が前半、5月8日■■■(****)が後半のピーク。米国のほかギリシャや中国に対し警戒感が強いだけに下げずじまい。むしろ、空売りを呼び込み締め上げる展開とみられ、消去法で日本株に分がある。手前ミソだが、世界中の緩和マネーが安心・安全な運用先を求めているためだ。それも、2015〜16年に限る。昨年12月の総選挙で消費税10%を17年4月に先送りし、超低金利、円安、原油安のもとで賃上げ、設備投資、株高による資産効果など実力以上の景気回復が見込まれる。但し、景気刺激と財政再建の二兎を追うため17年につかまる見通し。これから5年、どの国も現体制維持が困難になると述べた。15、16年に雌雄が決まると考えられ、手持ち玉が道しるべ。利食いに持ち込み17〜20年に備えるところ。20日、関係分で値上がり率上位に顔も出した■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)などオツなものだ。28日決算発表予定の■■■■■(****)、5月8日の■■■■(****)と■■■■(****)も見逃せない。5月がヘッジファンドの決算にあたり
(中略)
何が残るか市場が答えを出すはずだ。26日の統一地方選後半、新宿区議選に立候補した李小牧氏(り・こまき=54)の当落。2月に帰化したばかりで中国の反応が見もの。5月17日の大阪都構想を巡る住民投票も冬・夏の陣に匹敵するだしもの。それぞれ市場に与える影響が大きい。
20日の日経平均18円安。大引け1万9634円。TOPIX1582(-6)。東証一部の出来高20億8400万株、売買代金2兆3300億円。6月限が160円安で寄り100円安の1万9600円引け。10年債利回り0.310%(+0.010%)。よくないが悪くもない。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)持続。■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)よし。情報を意味のあるものに変える力が問われている。(了凡)