利害得失巡り消耗戦 消去法で日本が残り実力以上に (2015.04.14)
週明け足踏み。外部要因による買いが一巡し小動き。前週末の水準でもみ合った。米キューバ首脳会談、統一地方選、クリントン氏出馬表明など毒にも薬にもならず手掛かり難。束の間の好況で一息ついた米国が頭打ち。
世界中、債券から株にシフトした緩和マネーの矛先が気迷いに包まれた。閑散に売りなし。決算発表が幕間をつなぎそうだ。先物でつけた日経平均2万円に対し現物が追いつく相場。ウサギとカメの物語に似ている。続編で負けウサギが英雄、天狗になったカメが高い場所から地面に激突。己を過信して怠ると失敗する。諦めずに努力すると報われるのが落ち。日本的な雰囲気になった。13日述べたAIIB(アジアインフラ投資銀行)の裏話も一例。日本は慎重ないい回しで出資を見送り賢明。20年以上デフレにもがき苦しんだおかげだ。中国は過去10年、
(中略)
6月までいくと、今後どうなるか察しがつく。利害得失を巡り消耗戦が続くと消去法で日本というのが結論。今回、政府より企業の稼ぐ力が問われており、超低金利、円安、原油安を加味して「実力以上」の回復が手掛かり。日経平均1万8000円レベルで時価総額が実質GDPを上回り、2004年4月高値2万833円カイから時価総額ピーク(89年末611兆円)更新。2015~16年の稼ぎを先取りする展開が予想される。主力が先行し中低位、二部、マザーズやJQ など新興市場の出番。■■■■(****)、■■■■(****)のほか大手証券がバイオに注目。■■■■■■(****)、■■■(****)など出直りが見込まれる。景気が悪い時、金持ちになる絶好のチャンス。今回「実力以上」とみられなおさら。世間が反応すると出来上がる。しかし、金持ちが幸せと限らない。今後米国に代わり日本の独歩高。アベノミクス、異次元緩和を抜いて青天井相場も伝えられる。諦めずに努力した甲斐があった。
13日の日経平均2円安。大引け1万9905円。TOPIX1586.26(-3.28)。東証一部の出来高17億株、売買代金2兆1300億円。6月限が20円高で寄り40円安の1万9930円引け。10年債利回り0.340%(+0.005%)。高値整理に入った。値上がり率上位を見ると、■■■(****)、■■■■■(****)、三谷産業(8285)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)と■■■■■■■■■(****)に値嵩の呼び声。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)よし。■■■■(****)は林原含み。バイオで大化けが見込まれる。■■■■■■■(****)、■■■■■(****)中長期妙味。■■■■■(****)は出直り。銀行が供給過剰。ゼロ、マイナス金利に追い込まれ、預金が貸出金を200兆円上回る事態になっている。(了凡)